劇場:バルト9
こいつぁとんでもねー傑作だぜ。
大幅に削られた説明と、作り込まれたセットと、レインボーの照明、それにあの無言のゴズリングが画角に映りんぐ。
無理矢理。
それだけで素晴らしい映像体験だった。
まるで「ブルー・ベルベット」を見ているかと思った。
なんなのあのタイ人。
強すぎる。
そして目を閉じた娼婦?たちの前で行われる拷問は素晴らしかった。
人間が装飾になるっていいな。
主人公の盛り上がりは、多分少女を助けたとこなんだろうけど、いまいち盛り上がりにかけていたためか少し消化不良。
あとボクシングが弱すぎて引いた。
あんだけ無言で格好つけていたのにそれかよ…と悲しくなった。
こんな映画を大画面の映画館で観れるってなかなかないので良かった。
ただ「ドライブ」と比べると、こういう映画ばかり撮る気もなさそうで、少し残念。
この作風を続けてほしい。
追記:
編集さんと話した結果、最後の子宮ぐりぐりは子宮を潰していたんじゃないか、とのこと。
納得。
2014年1月30日木曜日
「寫眞館 / 陽なたのアオシグレ」
劇場:下北沢トリウッド
「寫眞館」
絵や雰囲気はとてもいいのだけれど、物語がとても面白くなくてびっくりした。
結局どういう話だったのだろう…。
「陽なたのアオシグレ」
面白くなかったんだけど、とりあえず一つだけ。
妄想シーンは下ネタかと思いきや小学生らしい可愛い妄想だったのに、書き手が描くことといえば下ネタばかり。
畳み掛けるように下ネタ。
小学生に。
少年の妄想ならまだしも、不慮の事故が下ネタ。
小学生のスカートに顔突っ込むのが笑えると思ってんの?
映画どうこうより見ててとても悲しくなった。
というとてもつまらない二本立てでした。
「寫眞館」
絵や雰囲気はとてもいいのだけれど、物語がとても面白くなくてびっくりした。
結局どういう話だったのだろう…。
「陽なたのアオシグレ」
面白くなかったんだけど、とりあえず一つだけ。
妄想シーンは下ネタかと思いきや小学生らしい可愛い妄想だったのに、書き手が描くことといえば下ネタばかり。
畳み掛けるように下ネタ。
小学生に。
少年の妄想ならまだしも、不慮の事故が下ネタ。
小学生のスカートに顔突っ込むのが笑えると思ってんの?
映画どうこうより見ててとても悲しくなった。
というとてもつまらない二本立てでした。
2014年1月23日木曜日
「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」
ちん立て伏せを観たくて鑑賞。
過去のギターヒーローはみんな同じピックを使っていた…。
そのピックを手に入れてロックスターになるんだ!
という設定からもうわくわくする。
序盤のクラシックでの二人の掛け合いが最高だった。
てかこれ制作がベン・スティラーだったのか。
面白かった。
2014年1月20日月曜日
「2001年宇宙の旅」
劇場:TOHOシネマ 六本木
ついに劇場で観た!!
少年の夢が一つ叶った!!
初めて見たのはティッシュ箱位の小さなポータブルプレイヤーで布団を被ってみたのだけど、それを大画面で、大音量で、ついでにポップコーン食べながら堂々と観てやった!!
久しぶりに観ると、イメージで難解に思っていただけで、とてもシンプルだった。
それに地球や宇宙船が大画面で観ると思いっきり作り物で(当たり前なんだけど)感動した。
こうして観るとこの映画はカルト映画の王様なのだと思う。
もはや古典扱いされているのが気に食わない!
まあトリップシーンでちょっと寝たんだけども。
ついに劇場で観た!!
少年の夢が一つ叶った!!
初めて見たのはティッシュ箱位の小さなポータブルプレイヤーで布団を被ってみたのだけど、それを大画面で、大音量で、ついでにポップコーン食べながら堂々と観てやった!!
久しぶりに観ると、イメージで難解に思っていただけで、とてもシンプルだった。
それに地球や宇宙船が大画面で観ると思いっきり作り物で(当たり前なんだけど)感動した。
こうして観るとこの映画はカルト映画の王様なのだと思う。
もはや古典扱いされているのが気に食わない!
まあトリップシーンでちょっと寝たんだけども。
2014年1月18日土曜日
「サンパウロ、世界で最も有名な娼婦」
そのブラジル版。
金だーと叫びながら猛進して行く姿がかっこいい。
この自伝を出すことしかり。
最後のレディオヘッドは卑怯。
合っているとは思えないけど、いい曲だからなんか騙される。
2014年1月13日月曜日
「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」
序盤から空気がやばい。
日常があまりにも日常過ぎて違和感を感じ、夜が来ると光と陰の使い方にその違和感が確信に変わる。
それからうおーっと謎を盛り上げておいて、夢邪気の大阪弁での落とし方もうまい。
ラムちゃん可愛いけど夢も可愛い。
ラムちゃんほんと可愛い。
日常があまりにも日常過ぎて違和感を感じ、夜が来ると光と陰の使い方にその違和感が確信に変わる。
それからうおーっと謎を盛り上げておいて、夢邪気の大阪弁での落とし方もうまい。
ラムちゃん可愛いけど夢も可愛い。
ラムちゃんほんと可愛い。
「女必殺拳」
ズームを使ったトランジョンの最高の例。
こんな爽快なタイトル、今までにあっただろうか!
細かいことはいい。
いろんな悪役の自己紹介があって、そいつらをばったばったと倒して、時々エロがあって、ラストはヒロインが夕日に向かって涙すれば、それでいい。
「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」
酔っぱらいによる壮大な宴。
「べガスの恋にかつルール」しかり、酒って本当に怖い。
この1とトランスフォーマーは面白くなかったけど、この時のチャウは最高。
1より過激なのはいいけど、こうすりゃいんだろと観客を馬鹿にしているようで観ていてつらい。
でもそれなりに面白いんだけど。
「べガスの恋にかつルール」しかり、酒って本当に怖い。
この1とトランスフォーマーは面白くなかったけど、この時のチャウは最高。
1より過激なのはいいけど、こうすりゃいんだろと観客を馬鹿にしているようで観ていてつらい。
でもそれなりに面白いんだけど。
「ホリデイ」
キャメロンディアスは流石コメディの女王の貫禄を見せつけ、ケイト・ウィンスレットはそれに続こうと頑張っている。
「飛ばされるなよ!」という台詞と、あの何か起こりそうな、でもそれと同時になにかが終わってしまいそうな悲しさが混在するシーンはとても美しい。
ほんとに一瞬だけど。
監督女性なのか。
他の作品も観よう。
「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」
やっぱりきつい。
なんだろうこの乗り切れなさは。
乗り切れないままどんどん闘い方が変わっていつの間にか肉弾戦してて萎える。
頭が固いのだろうか。
ドラムの女の子がメイド服着て叫ぶとこは毎度格好良すぎてちょっとだけ何かが染み出る。
なんだろうこの乗り切れなさは。
乗り切れないままどんどん闘い方が変わっていつの間にか肉弾戦してて萎える。
頭が固いのだろうか。
ドラムの女の子がメイド服着て叫ぶとこは毎度格好良すぎてちょっとだけ何かが染み出る。
「レーニングラード・カーボーイズ ゴー・アメリカ」
今年入って観た初見ではない映画をつらつらと。
アキ・カウリスマキのコメディ。
ポーリュシカ・ポーレを知るきっかけになった思い出の作品。
「朝」というテロップとともに、「コケコッコー」というSEが最高。
「〜モーゼに会う」以外作品観てない気がするので観ようと思う。
アキ・カウリスマキのコメディ。
ポーリュシカ・ポーレを知るきっかけになった思い出の作品。
「朝」というテロップとともに、「コケコッコー」というSEが最高。
「〜モーゼに会う」以外作品観てない気がするので観ようと思う。
2014年1月5日日曜日
「少年は残酷な弓を射る」
これはやばい。
極上のコメディ。
ガキの悪魔具合いはもう失笑にしかなりません。
演出が素晴らしいだけに、あのガキの行動すべてがギャグにしか思えなかった。
いじめがとにかく陰湿。
悪魔の子を描くにはどうすればいいのだろう。
普通に描いといてふとしたところで狂気を見せておいたほうがよっぽど怖い気がする。
とりあえず、今年最初に大爆笑させてくれた映画。
極上のコメディ。
ガキの悪魔具合いはもう失笑にしかなりません。
演出が素晴らしいだけに、あのガキの行動すべてがギャグにしか思えなかった。
いじめがとにかく陰湿。
悪魔の子を描くにはどうすればいいのだろう。
普通に描いといてふとしたところで狂気を見せておいたほうがよっぽど怖い気がする。
とりあえず、今年最初に大爆笑させてくれた映画。
2014年1月4日土曜日
2013年ベスト5!!
去年はものすごく何度も同じ映画を観た年だった。
1位「甘い鞭」
「フィギュアなあなた」が酷すぎて泣きそうだったのですが、全て無かったことにできた!
石井隆監督のエロティックサスペンス。
「誰!?」という台詞に「田園に死す」「ホーリー・マウンテン」に通じる、映画が現実に及ぼす微かな可能性を垣間見た。
そして気付けばあの音楽を口ずさんでしまう。
計三回。
2位「ももいろそらを」
去年最初に観た映画。
なんの予備知識も無く観たんだけど、巧みな演出力に見事に映画の中へ連れて行かれた。
1位同様、アイドル目的か昔からのファンかよくわかんない禿げたおっさん達に囲まれて観る映画はだいたい良い!
3位「地獄でなぜ悪い」
これはもう映画人ならアゲアゲに成らざるを得ない。
一緒に観た監督は「卑怯だ!!」と叫んでおられました。
人生の同じ映画を映画館で観た回数を更新させてくれた。
計五回。
4位「ロード・オブ・セイラム」
ロブ・ゾンビの新作!
テーマは魔女狩り!
プロットは「ローズマリーの赤ちゃん」!
間違いございません!
5位「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」
ここはジブリの年ということで、二本とも入れさせていただきます。
日本を代表するアニメーション作家二人による、最後の日本の歴史大宴会。
本当に二人とも引退したら、アニメ界では伝説の年じゃないでしょうか。
両作品とも計二回。
去年は邦画ばっかりだな。
そして一昨年と違って、いっぱいベストに入れたい作品があった。
「ゼロ・グラビティ」はもっかい見に行ったら今年のベストに入れるかもしれない。
今年はこの倍観る!
1位「甘い鞭」
「フィギュアなあなた」が酷すぎて泣きそうだったのですが、全て無かったことにできた!
石井隆監督のエロティックサスペンス。
「誰!?」という台詞に「田園に死す」「ホーリー・マウンテン」に通じる、映画が現実に及ぼす微かな可能性を垣間見た。
そして気付けばあの音楽を口ずさんでしまう。
計三回。
2位「ももいろそらを」
去年最初に観た映画。
なんの予備知識も無く観たんだけど、巧みな演出力に見事に映画の中へ連れて行かれた。
1位同様、アイドル目的か昔からのファンかよくわかんない禿げたおっさん達に囲まれて観る映画はだいたい良い!
3位「地獄でなぜ悪い」
これはもう映画人ならアゲアゲに成らざるを得ない。
一緒に観た監督は「卑怯だ!!」と叫んでおられました。
人生の同じ映画を映画館で観た回数を更新させてくれた。
計五回。
4位「ロード・オブ・セイラム」
ロブ・ゾンビの新作!
テーマは魔女狩り!
プロットは「ローズマリーの赤ちゃん」!
間違いございません!
5位「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」
ここはジブリの年ということで、二本とも入れさせていただきます。
日本を代表するアニメーション作家二人による、最後の日本の歴史大宴会。
本当に二人とも引退したら、アニメ界では伝説の年じゃないでしょうか。
両作品とも計二回。
去年は邦画ばっかりだな。
そして一昨年と違って、いっぱいベストに入れたい作品があった。
「ゼロ・グラビティ」はもっかい見に行ったら今年のベストに入れるかもしれない。
今年はこの倍観る!
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