小津どれ見ても泣ける。歳だわ。
すっかり同じセリフを繰り返す演出が癖になってしまった。
最後の壺論争が面白い。
父子相姦だろうがそうじゃなからろうが、物語的にエディプスの話になるのは当然だと思うが。
結局オリヴェイラの見解がよくわからず。
沢庵をうまく切れない人はやきもちやき。
子役の芸名が放屁。
時々出てくる実景が、子供の時に田舎の従兄弟の家で見たそれ。
「そりゃ食う」
ケェシロフスキ二本目。
国からの要請で撮った三部作らしい。
ポーランドに帰ったシーンの音楽の入れ方は真似したくなるほどかっこいい。
男性から女性への復讐って構図あんまり見ないから新鮮。
勃起無双映画。
手話のくだり、最後以外であった?
何言ってるのかわからなかったから調べてようやく理解した。
あまり好みではなかったが、倦怠期の夫婦を経験してからもう一度見たい。
1996年。
ケネス・ブラナーに四時間も使うのは気が重かったが、「ハムレット」の台詞を全て使っていると知り、期待を込めて。
映像より台詞に注意が行き、次々飛び出す絢爛な表現に「ふふっ」と微笑んでいると、四時間があっという間だった。
ラストも今まで描かれていなかったラスト。
こっちの方が原作に近いってこと?
めちゃくちゃ回想入れまくってたのに、なぜかオフィーリアの溺死は台詞のみだった。
インターミッション前の演説シーンは格好良過ぎて笑ってしまう。
あと要所要所で編集が変。
この人ってシェイクスピアばっかりやってる人なのか。
少しずつ見ていこう。
「オルフェ 」の続編。
監督自身が「オルフェ 」の世界へ入り込み、委員会で裁判をされるというもの。
よく知らない詩人が雄弁を振るっても何も響かんわと身構えていたが、中盤以降完全に没入していた。
主要なシーンでは大体逆再生カットが挿入される。
裁判での議論は台詞の一つ一つが面白いのだが、すんなり頭に入ってこないので見直す必要がありそう。
後半の石像建築のシーンでは、ヴィジュアル、展開、演出、全てが至高。
特に女神ミネルヴァは素晴らしかった。
「8 1/2」的映画芸術によって監督自身の人生とその哲学が描かれる。
唐突にピカソが映っているが、最後に監督が解説する展開に笑った。
これは彼の生前葬だったのだろう。
こんな映画はもっとないものか。
「友よ、泣くふりをしてくれ。詩人は死んだふりをするだけなのだ」
処刑台繋がりで。
いつもごっちゃになっていたのでこれでもう間違えない。
主題歌がいい曲すぎる。さすがモリコーネ。
しかしアメリカの裁判で全編通してイタリア語なのが落ち着かない。
訴えたいことは痛いほどわかるが、作品として、ナショナリズムの傲慢さが出てしまっていたのが残念。
もう少し移民問題の知識があれば楽しめたかもしれない。
あとは「地下室のメロディー」を見たい。
「西瓜」の日本版ポスターでイメージしていたのは「夏至」のような雰囲気だったが、なかったのでこちらを鑑賞。
湿ったベトナムの空気感が心地良い。
シュヴァンクマイエルの「アリス」の東洋版を見ているようだった。
おならをしながら嫌がらせをしてくる子供。
高い陶器を割っても「困った子だね」で済ます先輩使用人。
せんねん灸。
コオロギを持って出るのは何か文化的な意味があったのか。
「月光」が流れる中ご飯を用意するが、食べてくれない。
女はムイにセックスを見せつけるためにドアを閉めさせまいとする。
タイトルの構図がメタルバンドっぽいのだけが気になった。
果たして今年ベトナムへ行く計画は成功するのか。
行ってもこの映画に出てくるような家屋は富裕層の家っぽいのでなかなか出会えなさそうだが。
劇場:TOHOシネマズシャンテ
んーなんとも感想が難しい映画だった。
「怪奇譚」という言葉にまんまと釣られて鑑賞。
映像は常に美しいし、演出も楽しめた。
アルマの仏頂面が「オテサーネク」の女の子みたいで可愛いいし、姉の死体のまねをするシーンの不気味さはこの映画の最高潮だった。
イルムのいまにもカルトに倒錯しそうな母親感も素晴らしかったし、ラストの農場でのマルティン・シュリーク味も良かった。
しかしストーリーはわかりづらく、バラバラに編集されていた意図もよくわからなかった。
いつの時代でも変わらない呪いという表現かもしれないが、4世代なんてただでさえ追い辛いのに、考えることを停止させる要因になってしまうのではないか。
後からの考察ありきで作られていたのか、「闇のあとの光」を観た時の感覚に近い。
女性への加害が描かれていると思ったら、男性への加害もちょいちょい描かれていたので、時代による場所、もしくは人間への呪いの物語なのかと思っていたが、考察等を見ると、「女性への加害」や「女性への抑圧」一色で困惑した。
確かに監督もそう発言しているので大きなテーマはその通りなのだろう。
しかしだとすると現代パートの玄関先で旦那のペニスを愛でるシーンをどう解釈していいのかわからない。
男女逆だったら「加害は続いていく」みたいな考察で納得できるが、女性が男性へ加害したことによりテーマがブレた気がするし、あれを加害として描いていないのだとしたらとても軽率な演出だと思う。
単純に「加害の逆転」なのだろうか。
その辺のバランスが掴みにくく、鑑賞後の様々な感想に惑わされた作品だった。
ジャンルものであればすんなり受け入れられのに。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」にすれば良かった。
初キェシロフスキ。
ずっと映像は美しく、唐突な音楽の演出は素晴らしかった。
シーン変わるのかと思ったら変わらない。
「ドニー・ダーコ」のある1シーンにずっと違和感を感じていたが、この映画のラストをやりたかったのかと自己解決した。
狂気のラストだった。
この物語の深部にフランスの歴史が絡んできそうで怖いが考えないでおく。
日の丸は、赤は博愛と活力、白は神聖と純血を表すらしい。
そういえばゴダールはリンチが嫌いらしい。
ゴダール嫌いのリンチ好きとしてはとても嬉しかった。
どうでもいいがフランス繋がりで。