2026年7月2日木曜日

「泥棒成金」

後期ヒッチコック。
見たと思っていたけど見てなかった。
オープニングの猫と泥棒のモンタージュが素晴らしい。

何度もミスリードさせる展開。
リアプロジェクションの多用。
花火を見ながらの大人の会話劇。
終始ケーリー・グラントの日焼けが気になる。

「箱入りの親なんてつまらないもの」

「続・世界残酷物語」

上映禁止にしたイギリスを煽りながら始まる素敵なオープニング。
「犬が化粧する世界で生きたくない!」と嘆くホドロフスキー映画を思い出した。

生きた虫に宝石をあしらう虫アクセサリー。
消毒をされて流れ作業のキス。
B級映画の世界のような本の表紙撮影。
政治家に憧れる人々が集まる広場。
「神曲」の絵画を文字通り地獄で描く画家。
今回は日本がなくて残念。

基本的に、未開な風習のある地域・民族(のようなもの)と過度な消費社会(のようなもの)の対比構図。
前回よりも頭でっかちになっていた気も。
映画が終わる瞬間はここ数年見た中でも上位のカッコよさ。