2026年8月12日水曜日

「キングダム シーズン1」

やっと見れた!
まっさらな状態で「ツイン・ピークス」を見たような感覚。
神秘主義とコメディの様式美をこんなにもしっかりとトリアーがやっていたなんて。
二人の接点を感じられて感無量。

ヘルマーの毎朝ホイールを隠す日課と、夜祖国へ向けての愛とデンマーク人への悪口を叫ぶ姿に毎度もらい泣きした。
ハイチ人をビンタしたのはデカすぎて勃起してると思ったってこと?
シーズン1のベストシーン。泣くほど笑わせていただきました。

タキシードを着たトリアーがうざいが、この人はデンマークのヒーローだったんだな。
まだ続きがある!

2026年8月11日火曜日

「ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦」

トリアーが同じデンマークの巨匠に過去作品のセルフリメイクを5パターン撮らせるというもの。
関係性がよくわからないので、二人の感情を探りながら見ないといけないのだが、ただならぬ空気が漂っているのは確か。

ボンベイ編はあれで成功でいいんじゃないだろうか。
彼が自分の経験した出来事を深くは語らず、「この世で一番悲惨な場所」として現地の人たちを背景に置くことで、彼のレイシズムが露呈した良いシーンだったと思う。

最後は予定調和のようなラストで残念。

「顔のない眼」

フランス59年のホラー映画。
楳図の漫画のような世界観で面白かった。

サイコサスペンス感が強く、顔を剥ぐ手術をしっかり見せてくれる。
かと思えば、「フランケンシュタイン」のような心理描写もあってドラマとしても楽しめた。
原作はグラン・ギニョールで上演されていたらしい。

デ・パルマの「パッション」もこの仮面だったが、欧州では普通なのか。
ラストは素晴らしい音楽と演出。

2026年8月10日月曜日

「ブゴニア」

ランティモス映画は苦手だったが、一番見易かったし、一番好きになれた。
映像はトリアーリスペクトだし、「マンダレイ」の仕組みを見ているようでワクワクした。
ラストも爆笑。
音楽の使い方も相まって良いめちゃくちゃ良いブラック・コメディ。

最近あったナメクジ人間の裁判を思い出した。

2026年8月5日水曜日

「悪魔の発明」

とんでもない美術だった。
普通の小道具使った方が早いものも、書き割りで全部やってしまおうという徹底ぶり。
様々な技法を使ってジュール・ベルヌの世界を見事に表現している。

タコが血を噴くシーン。
死ぬ間際位見る、魚が蝶になって水中を舞うシーン。
光の表現。
等々、参考になる動きが多かった。

水かきで進む潜水艦やプロペラが大量にある飛行艇など、物理ではなく想像図としてのギミックもいっぱい。
どうやら宮崎駿も影響を受けているらしい。

話はよくわからなかった。

2026年8月4日火曜日

「そして誰もいなくなった」

ラスト変わってるのかこれ。
原作通りやって欲しかった。

記憶に残るライティングがあって、それがちゃんとヒントになっていた。
コミカルな演出が多く、見易かった。

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」

「ザ・レイド」を九龍城でやった香港アクション。

見たかったのは九龍城が一丸となって戦う姿だったのに、戦争になると住民たちはまったく出てこない。
窓からひょいと武器を渡すシーンとか見たかった。

なんか一人ずっとパンツかぶってるやつがいた。
サモ・ハンはさすがにスタントっぽい。

2026年8月3日月曜日

「エグザム」

結局ふつーの密室サスペンスかいな。
濡れるのは何でええねん。
あとラスト、これ結構ひどいと思うよ。

「悪の力」

賭博のフィルムノアール。
ナレーション、どこかで聞き覚えがある声だなと思ったら、主演のジョン・ガーフィールドは「霧の中の戦慄」や「郵便配達は二度ベルを鳴らす」の人だった。

女を口説くシーンの演出が素晴らしい。
あれは戸惑いとときめきを勘違いしても仕方ない。

前半は乗り切れなかったが、中盤からはそれなりに楽しめた。
フィルムノアールをあまりみていないので少しずつ見ていく。

「ナイル殺人事件」

ケネス・ブラナーはいつもパッとしない。
絵を作り込んではいるが目新しいものはない。
遊び心や執着心を感じられず、教科書を読んでいるみたい。
ポアロのお茶目さも中途半端。
アガサ・クリスティリスペクトの「ナイブズ・アウト」シリーズの方がまだ楽しめる。
ポリコレ臭が漂っていたが、昔の作品のポスターと見比べると多分そう。

2026年8月1日土曜日

「蛇の道」

オリジナル版を見れた。
そして久しぶりに柳ユーレイを見た。

リメイク版をあまり覚えていないので、ストーリーの違い(特に後半)を明確にできてはいないが、こっちの方が「この物語は本来ここに収束するんだな」という感じが強かった。
中盤の違和感が回収されるのもいい。
セルフリメイクする意味はあったのか。

女の子が立っているシーンがめちゃくちゃ良かった。
あと哀川翔がずっと書いてる数式はでたらめらしい。
これぞ黒沢清映画。

「ロングレッグス」

劇場行けなかったやつ。
監督はノーマン・ベイツの役者の息子。

迷い込んだ若者が殺される密室ホラー系かと勝手に想像していたが、サイコサスペンス要素が多かったので楽しめた。
クライマックスの誕生会の雰囲気がよかった。

ただ要所要所に挿入されるニコラス・ケイジに吹き出しそうになるし、終始一人で何とかしようとする主人公にイライラした。

「サタン万歳…」

「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」

「フレンチ・ディスパッチ…」の方が好みではあったが、絵の力で最後まで楽しめた。
ヒロインがクリスティーナ・リッチみたいで可愛い。
机の上の骸骨はうまくいってるのか。

2026年7月29日水曜日

「王女メディア」

パゾリーニ×マリア・カラス。
セリフが少ないのでギリシャ神話を理解してないと難しいが、絵画的映像美が多いので見ていられる。
浄瑠璃?がずっと流れていて脳が混乱する。
ケンタウロスはまじでケンタウロス。

終盤の怒涛の展開の果てに魔女になったマリア・カラスに戦慄。
「ジャンヌ」といい、ラストが濃いめな映画を短期間で見れている。
復讐劇や悲劇の源流の一部なのだろうなぁとしみじみ。

「もはや万策尽きた!」

「キングスマン:ファースト・エージェント」

本当に「キングスマン」シリーズなのかというくらい不謹慎ネタがなくつまらなかった。