裏浦島太郎。
同時期の黒澤作品などと比べると音がびっくりするくらい綺麗だった。
何か処理をしたものだったのか、それとも溝口はいい音で撮っていたのか。
口と微妙にあってないシーンもあった気がする。
昔観た時より幻想譚として楽しめた。
船上の映像がひたすらかっこいいし、亡き父が歌い出すシーンのホラー味も良かった。
姫といちゃいちゃするシーンたちはモノクロフィルムから色が浮き出そうなほど美しい。
京マチ子の所作や吐く白い息もぞくぞくるし、音楽も全然色褪せていない。
めちゃくちゃ良かった。
「藪の中の黒猫」も辿れば「雨月物語」を経て中国古典へ行き着くのだろうか。
男女の物語が100年後どう変容しているかがとても気になる。
「おとっちゃーん!」

0 件のコメント:
コメントを投稿