2026年8月18日火曜日

「国宝」

曽根崎心中が出てきた!
その裏で出ていく二人の駆け落ちとのカットバックはグッときてしまった。

しかしもっとドロドロしてるのかと思ったら取ってつけたようなドラマで残念。
血について何かを考えさせられることもなく。
毎回のように壇上で失敗してるし。

海外で日本映画が評価されたと思っていたが、文化への興味だっただけっぽいな。
その点でカメラマンを外国人にしたのは正解だったんだろう。

2026年8月17日月曜日

「キングダム シーズン2」

デンマーク語が小人の逆再生語に聞こえる。
ダウン症の二人の音楽は逆再生。
デンマークとスウェーデン、誰も救われないギャグ。
悪魔の子と母の愛。
おかげでうんこ浮いてるか確認するようになった。

「なぜ幽霊はわかりやすく話さないの…」

2026年8月14日金曜日

「ファーゴ」

賞を取りまくってるしいつか見ればいいやと斜に構えて見てこなかったシリーズ。

妊婦でも一人でひょうひょうと事件を解決していくマージがかっこいい。
みんなキャラが立ってるし、いつもながら独自の法則で進んでいく物語も飽きることなく見ていられる。
色褪せないのは、きっと多数の映画が今尚参考にしているからだろう。

この映画のラストは希望があったが、歳をとって「ノーカントリー」のラストへ繋がるのか。
しかし未だに「バートン・フィンク」以外はハマれない。

「セッション」

パイロット版との見比べ。

2026年8月12日水曜日

「キングダム シーズン1」

やっと見れた!
まっさらな状態で「ツイン・ピークス」を見たような感覚。
神秘主義とコメディの様式美をこんなにもしっかりとトリアーがやっていたなんて。
二人の接点を感じられて感無量。

ヘルマーの毎朝ホイールを隠す日課と、夜祖国へ向けての愛とデンマーク人への悪口を叫ぶ姿に毎度もらい泣きした。
ハイチ人をビンタしたのはデカすぎて勃起してると思ったってこと?
シーズン1のベストシーン。泣くほど笑わせていただきました。

タキシードを着たトリアーがうざいが、この人はデンマークのヒーローだったんだな。
まだ続きがある!

2026年8月11日火曜日

「ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦」

トリアーが同じデンマークの巨匠に過去作品のセルフリメイクを5パターン撮らせるというもの。
関係性がよくわからないので、二人の感情を探りながら見ないといけないのだが、ただならぬ空気が漂っているのは確か。

ボンベイ編はあれで成功でいいんじゃないだろうか。
彼が自分の経験した出来事を深くは語らず、「この世で一番悲惨な場所」として現地の人たちを背景に置くことで、彼のレイシズムが露呈した良いシーンだったと思う。

最後は予定調和のようなラストで残念。

「顔のない眼」

フランス59年のホラー映画。
楳図の漫画のような世界観で面白かった。

サイコサスペンス感が強く、顔を剥ぐ手術をしっかり見せてくれる。
かと思えば、「フランケンシュタイン」のような心理描写もあってドラマとしても楽しめた。
原作はグラン・ギニョールで上演されていたらしい。

デ・パルマの「パッション」もこの仮面だったが、欧州では普通なのか。
ラストは素晴らしい音楽と演出。

2026年8月10日月曜日

「ブゴニア」

ランティモス映画は苦手だったが、一番見易かったし、一番好きになれた。
映像はトリアーリスペクトだし、「マンダレイ」の仕組みを見ているようでワクワクした。
ラストも爆笑。
音楽の使い方も相まって良いめちゃくちゃ良いブラック・コメディ。

最近あったナメクジ人間の裁判を思い出した。

2026年8月5日水曜日

「悪魔の発明」

とんでもない美術だった。
普通の小道具使った方が早いものも、書き割りで全部やってしまおうという徹底ぶり。
様々な技法を使ってジュール・ベルヌの世界を見事に表現している。

タコが血を噴くシーン。
死ぬ間際位見る、魚が蝶になって水中を舞うシーン。
光の表現。
等々、参考になる動きが多かった。

水かきで進む潜水艦やプロペラが大量にある飛行艇など、物理ではなく想像図としてのギミックもいっぱい。
どうやら宮崎駿も影響を受けているらしい。

話はよくわからなかった。

2026年8月4日火曜日

「そして誰もいなくなった」

ラスト変わってるのかこれ。
原作通りやって欲しかった。

記憶に残るライティングがあって、それがちゃんとヒントになっていた。
コミカルな演出が多く、見易かった。

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」

「ザ・レイド」を九龍城でやった香港アクション。

見たかったのは九龍城が一丸となって戦う姿だったのに、戦争になると住民たちはまったく出てこない。
窓からひょいと武器を渡すシーンとか見たかった。

なんか一人ずっとパンツかぶってるやつがいた。
サモ・ハンはさすがにスタントっぽい。

2026年8月3日月曜日

「エグザム」

結局ふつーの密室サスペンスかいな。
濡れるのは何でええねん。
あとラスト、これ結構ひどいと思うよ。

「悪の力」

賭博のフィルムノアール。
ナレーション、どこかで聞き覚えがある声だなと思ったら、主演のジョン・ガーフィールドは「霧の中の戦慄」や「郵便配達は二度ベルを鳴らす」の人だった。

女を口説くシーンの演出が素晴らしい。
あれは戸惑いとときめきを勘違いしても仕方ない。

前半は乗り切れなかったが、中盤からはそれなりに楽しめた。
フィルムノアールをあまりみていないので少しずつ見ていく。

「ナイル殺人事件」

ケネス・ブラナーはいつもパッとしない。
絵を作り込んではいるが目新しいものはない。
遊び心や執着心を感じられず、教科書を読んでいるみたい。
ポアロのお茶目さも中途半端。
アガサ・クリスティリスペクトの「ナイブズ・アウト」シリーズの方がまだ楽しめる。
ポリコレ臭が漂っていたが、昔の作品のポスターと見比べると多分そう。

2026年8月1日土曜日

「蛇の道」

オリジナル版を見れた。
そして久しぶりに柳ユーレイを見た。

リメイク版をあまり覚えていないので、ストーリーの違い(特に後半)を明確にできてはいないが、こっちの方が「この物語は本来ここに収束するんだな」という感じが強かった。
中盤の違和感が回収されるのもいい。
セルフリメイクする意味はあったのか。

女の子が立っているシーンがめちゃくちゃ良かった。
あと哀川翔がずっと書いてる数式はでたらめらしい。
これぞ黒沢清映画。

「ロングレッグス」

劇場行けなかったやつ。
監督はノーマン・ベイツの役者の息子。

迷い込んだ若者が殺される密室ホラー系かと勝手に想像していたが、サイコサスペンス要素が多かったので楽しめた。
クライマックスの誕生会の雰囲気がよかった。

ただ要所要所に挿入されるニコラス・ケイジに吹き出しそうになるし、終始一人で何とかしようとする主人公にイライラした。

「サタン万歳…」

「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」

「フレンチ・ディスパッチ…」の方が好みではあったが、絵の力で最後まで楽しめた。
ヒロインがクリスティーナ・リッチみたいで可愛い。
机の上の骸骨はうまくいってるのか。

2026年7月29日水曜日

「王女メディア」

パゾリーニ×マリア・カラス。
セリフが少ないのでギリシャ神話を理解してないと難しいが、絵画的映像美が多いので見ていられる。
浄瑠璃?がずっと流れていて脳が混乱する。
ケンタウロスはまじでケンタウロス。

終盤の怒涛の展開の果てに魔女になったマリア・カラスに戦慄。
「ジャンヌ」といい、ラストが濃いめな映画を短期間で見れている。
復讐劇や悲劇の源流の一部なのだろうなぁとしみじみ。

「もはや万策尽きた!」

「キングスマン:ファースト・エージェント」

本当に「キングスマン」シリーズなのかというくらい不謹慎ネタがなくつまらなかった。

2026年7月28日火曜日

「ジャンヌ」

最後まで見てなかった!気づいてよかった。
しかも「ジャネット」は配信終わっていた。
天使のお告げシーンはもう見れないのね。
あと戦争へ行け行けラップも。

メタルもラップもなかったけど、テクノミュージカルとジジイの美声があった。
中盤からはしっかりしたジャンヌの裁判シーンが続き、ロケ地もジジイたちの演技も素晴らしいし、問答も心地がいい。
ジャンヌ役の子は成長して素朴さとカリスマ感を両方兼ね備えており、めちゃくちゃいい雰囲気。

最後の祈りは今までの集大成のような長回しシーンだった。
神々しいラストでございました。

「VIDEOPHOBIA」

モノクロなのでずっと見ていられる。

表紙の化け物が暴れる映画だと思っていたら全然違った。
引きとして、ポスターにしたのは正解なのだろうが。
誤解を恐れずに言うと、クラブシーンは簡単に手を出す物ではない。

久しぶりにセックスシーンを見たが、最近ニュースで司会者が「映画にセックスシーンって必要ですか?」と言っていたのを思い出した。
映画を何やと思っとんねん。
主語でかすぎるやろ。

「プロジェクト・ヘイル・メアリー」

めっちゃおもしろかった!

徹底して既視感のある盛り上がりを並べてる序盤はもはや芸術。
地球外生命体との邂逅以降の展開も「インタースティラー」と違って悪役を作らないのがいい。
いろんなSF映画のオマージュも楽しめたし、最初に見つかるのが生物ではなくファージなのもSF感あっていい。

宇宙写真で蛍光の緑ってあまりみたことないのだが、あの星はどういう元素でできていたのか。
未知の生命を地球に持ち帰ったはいいものの、今後扱いきれずに繁殖して大惨事になる未来しか見えない。
だってこれから餌がいっぱい到来するんだよ?

2026年7月24日金曜日

「ラッキー・ガイ」

「少林サッカー2」があると聞いて。

笑えるとこはいっぱいあるんだけど、とんでも設定がないと物語を引っ張れない印象。
「食神」が至高。

クレしんとちびまるこが延々と出てきて冷や冷やした。
まじで著作権の概念ないな。


2026年7月23日木曜日

「晩春」

小津どれ見ても泣ける。歳だわ。
すっかり同じセリフを繰り返す演出が癖になってしまった。

最後の壺論争が面白い。
父子相姦だろうがそうじゃなからろうが、物語的にエディプスの話になるのは当然だと思うが。
結局オリヴェイラの見解がよくわからず。

沢庵をうまく切れない人はやきもちやき。
子役の芸名が放屁。
時々出てくる実景が、子供の時に田舎の従兄弟の家で見たそれ。

「そりゃ食う」

2026年7月21日火曜日

「ブレインストーム」

多分二度目の鑑賞。
数々の有名SF映画の視覚効果をしてきたダグラス・トランプルの監督作品。
父親は「オズの魔法使い」の特撮の人らしい。

クリストファー・ウォーケンが主演の時点でもうワクワク。
ライト兄弟の話が出てくるところはギーク感があってとてもいい。
記憶は均等に並んだ泡で表現されている。

感覚を転送する装置を開発→研究者が心臓発作で死ぬ瞬間を記録→それを体験、という展開が完璧。
「メビウス」の男根のロードムービーくらい綺麗で気持ちいい。

関係ないが、「アルタード・ステイツ」って監督ケン・ラッセルだったのか。

2026年7月19日日曜日

「ファイアbyルブタン」

クレイジーホースでルブタンが演出したショー。
音楽はリンチ先生。

肉体の曲線美を目立たせる演出がさすが。
様々なテクスチャのある照明、鏡、そして仕切りも重要。
各所に挿入される、女体が宇宙船となって星々の間を進んでいくカットはリンチ感もあって良かった。
星の動きを参考にする。

そういえば本場のバーレスクの踊り子のフラミンゴ芸をもう一度見たい。

2026年7月14日火曜日

「虹の世界のサトコ」

ソ連特撮。
魚が光っている表現がすごいし、フェニックスの造型は動き出すカーリーのようなぞくぞく感。
ポセイドンの娘が可愛い。

ロジャー・コーマンはシンドバッドとしてアメリカで公開したらしい。
脚色したのはコッポラらしい。

「スピーテ…スピーテ…」

2026年7月13日月曜日

「トリコロール/赤の愛」

テーマは博愛。

登場人物の顔と関係性がよくわからなかったので途中から二つの話が進行していると気づいた。
老人の家で夕日が入るシーンや、スタンドライトをつけるシーンなど光の描写が秀逸。
人物の顔には照明によって常に陰影が付けられている。

最後のシーンは三部作を締めくくる素晴らしいラスト。
当分は見返さないだろうが、生まれた国の精神性を表現したいときにまた見返すかもしれない。

「石はピアノの上に」

2026年7月10日金曜日

「トリコロール/白の愛」

ケェシロフスキ二本目。
国からの要請で撮った三部作らしい。

ポーランドに帰ったシーンの音楽の入れ方は真似したくなるほどかっこいい。
男性から女性への復讐って構図あんまり見ないから新鮮。
勃起無双映画。

手話のくだり、最後以外であった?
何言ってるのかわからなかったから調べてようやく理解した。

あまり好みではなかったが、倦怠期の夫婦を経験してからもう一度見たい。

2026年7月9日木曜日

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

この話って原作にあるの?
アニメーションのメタフィクションとして、原作漫画からどう抜け出すか。

「スパイダーマン:スパイダーバース」

中毒症状のように目が離せなくなる、ドパガキ用アニメーション。
映像表現は素晴らしく、AI動画時代を匂わせるような表現もちらほら。

ペニー・パーカーはゴリゴリの萌えアニメで登場してほしかった。
エンディングはホワイト・ストライプスの四次元版?
エンドロールだけでいいのでもう一度劇場で見たい。

2026年7月8日水曜日

「ハムレット」

1996年。
ケネス・ブラナーに四時間も使うのは気が重かったが、「ハムレット」の台詞を全て使っていると知り、期待を込めて。

映像より台詞に注意が行き、次々飛び出す絢爛な表現に「ふふっ」と微笑んでいると、四時間があっという間だった。
ラストも今まで描かれていなかったラスト。
こっちの方が原作に近いってこと?

めちゃくちゃ回想入れまくってたのに、なぜかオフィーリアの溺死は台詞のみだった。
インターミッション前の演説シーンは格好良過ぎて笑ってしまう。
あと要所要所で編集が変。

この人ってシェイクスピアばっかりやってる人なのか。
少しずつ見ていこう。



2026年7月2日木曜日

「泥棒成金」

後期ヒッチコック。
見たと思っていたけど見てなかった。
オープニングの猫と泥棒のモンタージュが素晴らしい。

何度もミスリードさせる展開。
リアプロジェクションの多用。
花火を見ながらの大人の会話劇。
終始ケーリー・グラントの日焼けが気になる。

「箱入りの親なんてつまらないもの」

「続・世界残酷物語」

上映禁止にしたイギリスを煽りながら始まる素敵なオープニング。
「犬が化粧する世界で生きたくない!」と嘆くホドロフスキー映画を思い出した。

生きた虫に宝石をあしらう虫アクセサリー。
消毒をされて流れ作業のキス。
B級映画の世界のような本の表紙撮影。
政治家に憧れる人々が集まる広場。
「神曲」の絵画を文字通り地獄で描く画家。
今回は日本がなくて残念。

基本的に、未開な風習のある地域・民族(のようなもの)と過度な消費社会(のようなもの)の対比構図。
前回よりも頭でっかちになっていた気も。
映画が終わる瞬間はここ数年見た中でも上位のカッコよさ。

2026年6月30日火曜日

「世界残酷物語」

初ヤコペッティ。
今月20本無理そうなので、見易そうなものを。
15年前に見る予定だったシリーズ。

噂にいろいろ聞いていたため、概ね予想通りの印象。
「世界まる見え!」の元ネタのような作品。

海辺で人工呼吸をする少年少女たち。
死んでなお毒ウニを口いっぱい詰められるサメ。
骨を磨く家族。
ハンブルクの酒場の人々。
東京の二日酔いを覚ます施設。
カーゴ教。

辺りが良かったです。
2もあるのか…。

2026年6月28日日曜日

2026年6月25日木曜日

「少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」

終盤の衝撃をもう一度味わいたくて。

フランス的下品な豪華さと、モダンな無機質さが合体した美術。
結果的にシュルレアリズムになっているのか、いないのか。
キャラクター造形も今となってはシュルレアリズム。

共通の言語を持ち合わせていないため、セリフもストーリーも頭に入ってこない。
テレビのワイプ画面のように、J.A.シーザーの音楽が盛り上がるシーンですよと指示してくれる。
最後、車に変身してレースになる展開は、やっぱり今回も脈絡が読めず。

情熱や執念や狂気といった製作者の魂は、大抵の作品の場合共通点がなくてもなにかしらを受け取ることができるのだが、この作品に限ってそれらはその言葉のまま宙に浮いている。

「なあに?また王子様の話?」

2026年6月24日水曜日

「冷血」

ノンフィクション・ノベル原作。
カポーティに特別な思いはないが素晴らしい映画だった。
監督は「暴力教室」の人。

いろんなテクニックを駆使しており、とても堅実に作られていた印象。
終盤、特に絞首刑に続く一連の主人公の吐露は「天国と地獄」よりも心に響いた。
同列にしていいのかはわからんが。

「冷血」の意味については諸説あるらしいが、映画においてのみでいえば、実際に起きた事件をここまでしっかりと映画として見れる(楽しめる)ものにしたこともまさに「冷血」。
そういう意味で、事件の全貌を終盤に持ってくる構成に違和感を感じた。
常に警察や陪審員側の目線でもなかったわけだし。

何にせよいい映画。
「かくも長き不在」を見終わったときのような疲労感。

2026年6月23日火曜日

「オルフェの遺言 ―私に何故と問い給うな―」

「オルフェ 」の続編。

監督自身が「オルフェ 」の世界へ入り込み、委員会で裁判をされるというもの。
よく知らない詩人が雄弁を振るっても何も響かんわと身構えていたが、中盤以降完全に没入していた。

主要なシーンでは大体逆再生カットが挿入される。
裁判での議論は台詞の一つ一つが面白いのだが、すんなり頭に入ってこないので見直す必要がありそう。

後半の石像建築のシーンでは、ヴィジュアル、展開、演出、全てが至高。
特に女神ミネルヴァは素晴らしかった。
「8 1/2」的映画芸術によって監督自身の人生とその哲学が描かれる。
唐突にピカソが映っているが、最後に監督が解説する展開に笑った。

これは彼の生前葬だったのだろう。
こんな映画はもっとないものか。

「友よ、泣くふりをしてくれ。詩人は死んだふりをするだけなのだ」



2026年6月22日月曜日

「オルフェ」

続編があると知って予習。

ジャン・コクトーはマヤ・デレンと親交はあったのか。
映像表現に近しいものを感じた。

昔見たときより理解は深まったしギミックも素晴らしかったが、もっとホラー演出の方が好み。
妻を映さないカット割は選択肢になかったのか。
バックミラーのシーンも盛り上がりにかける。

それでもラストの冥界から時を戻して現世に帰るシーンはワクワクした。
スパイク・リーカットはここから来てるの?
ウルトビーズがテレタビーズみたいで可愛い。

「また死ねばいいのに!」

2026年6月18日木曜日

「別離」

イングリッド・バーグマンのハリウッドデビュー作。
シンプルなプロットの不倫映画。

ラストの展開は突然だったのでびっくりしたが、何か音楽の構成と関連しているのか。
それとも単純に息子と同様「代償」の扱いか。

ミッドポイントの別れのシーンが良かった。
オリジナルの「間奏曲」も見たい。

「希望のかなた」

なぜか難民三部作の二本目から。
スロースターターではあったが中盤からいつものシュールな演出が目立って心地よい。
と思ってたいら、後半に連れて意外といい話でグッときてしまった。

フィンランドってロシアの隣だったのか。
カウリスマキはなぜこういう作風になったのかが気になる。
あと日本版タイトルのフォントが可愛い。

「今までは穏やかに過ごしてきたけど、これからは活発に暮らしたいの」

「羊たちの沈黙」

ジョディー・フォスターが美しい。
「白い家の少女」を見たくなった。
毎回後半をたるく感じてしまう

「ファントム・オブ・パラダイス」

めっちゃ面白かった。
タイトルが「ストレンジャー・ザン・パラダイス」と混同するので深く調べず今まで見てこなかったことを後悔。

レコード会社に突撃するシーンの疾走感。
広角レンズに映る仮面。
音楽とホラーと女体、そしてダークヒーロー。
古典をしっかり踏襲した素晴らしい物語。
ラストの編集と音楽はとんでもない。

最後にデ・パルマの文字でビックリ仰天。
だからデ・パルマカットがあったのか。
あなたの作品で、思い出補正を抜きにして心から愛せる映画に出会えて良かったです。
そして「ワイルド・パーティー」を見たくなった。

「死刑台のメロディ」

処刑台繋がりで。
いつもごっちゃになっていたのでこれでもう間違えない。

主題歌がいい曲すぎる。さすがモリコーネ。
しかしアメリカの裁判で全編通してイタリア語なのが落ち着かない。
訴えたいことは痛いほどわかるが、作品として、ナショナリズムの傲慢さが出てしまっていたのが残念。
もう少し移民問題の知識があれば楽しめたかもしれない。

あとは「地下室のメロディー」を見たい。

2026年6月5日金曜日

「死刑台のエレベーター」

この曲を本家以外で何度聞いたことか。

さすが名作。
上質なサスペンスで最後までグイグイ引っ張ったかと思えば、最後のカットに映像詩をさらっと入れる大人の余裕。
ルイ・マル25歳の時らしい。

ジャンヌ・モローが街を彷徨うだけなのにめちゃくちゃかっこいい。
これぞ映画。

「さよならジュピター」

やっと見れた!
たるい系のつまらない作品だと思っていたが、エンタメ精神盛り盛りのつまらない作品だった。

「スターウォーズ」あり、「2001年宇宙の旅」あり。
日本を代表するSFとして製作するにはプライドのかけらもない。

ただラストのとんでも展開は嫌いじゃない。
「幻の湖」を見たときの余裕が、今の自分にないことへの気づき。

2026年5月30日土曜日

「殿方ご免遊ばせ」

「Malice@Doll Chapter:03」


ペガサスの三角木馬笑った。
面白くなってきたぞと思ったら終わってしまった。