異次元地獄
見た映画の記録・感想。基本的に妄想です。
2015年12月30日水曜日
「エル・スール」
ビクトル・エリセの作品がやっとレンタル化されたよう。
おそらく「ミツバチのささやき」以外なかったはず。
これがめちゃくちゃ素晴らしかった。
なんといっても、色が素晴らしい。
美しい原色のグラデーションにため息が出る。
まるでジブリを実写にしたような、暖かなで個性豊かなキャラクターと、かわいい美術たち。
そしてそこに挟まれる大人の恋愛。
今回の鑑賞で個人的にマルティン・シュリークと同系列に並んだので、ファンタジーカテゴリーに入れようと思う。
「ミツバチのささやき」も今回DVD化されたものを見直してみよう。
「闇のバイブル 聖少女の詩」
ヴィレバンのロリータコーナーに必ず置いてある映画。
DVDレンタルが始まったみたいで早速借りてきた。
なんか途中で飽きてしまったのですが、雰囲気は最高!
またゆっくり見直そうと思う。
「叫びとささやき」
ベルイマン、カラー初鑑賞。
赤を基調とした映像が毒々しい美しさを放ち、その中で人間の醜さが暴かれていく。
最後の死人との対話は素晴らしかった。
ふと入れてくる神がかった演出に唖然とさせられる。
ベルイマンってこんな絵造りをする人だったのか。
ヴィスコンティやパゾリーニのようなイメージ。
もうあれだわ。
すごいわ。
2015年12月28日月曜日
「恐怖分子」
エドワード・ヤン監督初鑑賞。
名前と、ある程度の功績しか知らなかったが、台湾の監督だったのね。
一度寝てしまったのですが、後半に進むに連れてとてもワクワクした。
事の部分部分が切り取られ、静かに物語は進行していく。
こういう映画は劇場で見てこそ没頭できると思う。
「キングスマン」
なにこれ!
めちゃくちゃ面白いやん!
自分がこんなアクションシーンを観たは、「エンジェル・ウォーズ」の列車のシーン以来。
バレットタイムを細かに織り交ぜ、めちゃくちゃかっこいいアクションシーンになっていた。
衝撃!
美術も昔のスパイ映画や「バーバレラ」みたいなB級感のあるセットをあえて使用し、演出含めいろんなオマージュがいっぱい。
最高!
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