2016年11月30日水曜日

「ズートピア」

劇場で見逃し、やっとの鑑賞。

素晴らしいな…。
アホみたいな数の原案者と、三人の監督が知恵をフル活用して作品のために尽力したことが伺える。

めちゃくちゃ笑った!
劇場で観たかった!

2016年11月19日土曜日

「歌え若人達」

劇場:ラピュタ阿佐ヶ谷

木下恵介は「楢山節考」以来二本目。
なので作風とかよくわかっていなかったのですが、こんな演出をする人なんだと軽い衝撃を受けた。

今でいう「桐島〜」や「ももいろそらを」のようなストーリーで、最後の主演の少年の閉塞感からの解放がとても印象的だった。

学祭のシーンいっぱい笑った。
とてもいい映画だった。

「ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」

劇場:ユジク阿佐ヶ谷

ジェームス・ブラウンのドキュメンタリー。
ソクーロフのドキュメンタリーに納得いかなかったせいか、ドキュメンタリー部分だけを見るとこちらの方がしっかりしていた印象。

久しぶりに禿げたおっさんたちに囲まれての鑑賞だったが、それにしては面白くなかった。
多分、彼について詳しくないし、興味もなかったからでしょう。
ただ、彼のダンスはかっこよすぎて脱糞しそうだった。

2016年11月14日月曜日

「ももいろそらを」

素晴らしい映画。
この映画の中で生きていきたい。

2016年11月13日日曜日

「フランコフォニア ルーヴルの記憶」

劇場:ユーロスペース

ソクーロフの新作やで!しかも舞台はルーブルやで!と意気揚々と行ったのですが…。

前情報を入れておくべきだった…。
ドキュメンタリーやん!
映像は素晴らしかったけど、拍子抜けして落胆がやばかった。

劇映画の新作を激しく求む!

追記:
現代パートでの貨物船のラストは描かれなかったように記憶しているが、それは現在進行形だから、ということなのだろうか。

2016年11月8日火曜日

「日本一のホラ吹き男」

「〜ゴマすり男」に続き鑑賞。

面白すぎだろ。
もうみんなこの脚本メソッド使えばいいやん。
こんな生き方に惹かれる。

2016年11月7日月曜日

「M」

フリッツ・ラング三本目。
ラングの初トーキー映画で元祖サイコスリラーらしい。

様々な技法に驚くが、それもラングが作り上げたものも多々あるらしく、感動するばかり。
オープニングの殺人犯の影はしびれるほどかっこいい。

それにしても、ラストの市民(といっても犯罪者がメイン)による裁判シーンの高揚感が最高。
「すばらしい新世界」の後半を読んでいるようだった。
素晴らしかった。

2016年11月2日水曜日

「君の名は。」

劇場:新宿ピカデリー

満を持しての新海誠。
大学の時ずっと友人に勧められており、この監督は観ないだろうな…と思っていたが、ついに観る時が来てしまった。

すばらしい演出力!
イメージしていた作風とは違っていて、拍子抜けした!
「エヴァ破」のあの素晴らしい演出がまるまる詰め込まれていて、設定の粗を気にせずぐいぐいと引っ張っていってくれる。
タイムリープものなんて考え出したら疑問だらけになってしまうのですが、そこはもうわかんないよね?エンタメでいいじゃん!って感じで潔さがあった。

もちろん細かな部分に思うことはいっぱいあったし、物語自体も特筆することはないと思うのですが、設定の曖昧さ(悪い意味ではなく、映画で表現する上で観客に伝えきれないもの)をどう誤魔化し、観客を作品に落とし込めるか、の演出の緻密さに感動いたしました。

一つだけ言うならば、女の子のお父さんのキャラクターがよくわかんなくて、そこも描ききってほしかった。
あとRADWIMPSがうざい。

「シン・ゴジラ」と「君の名は。」はライバルではあるけれど、両作品ともとてつもない演出力で作られた一級のエンターテイメントだった。
あの気持ち悪い第二形態のゴジラを堂々と出した庵野監督と、サドル越しのパンチラ(しかもお尻ではなく股間部!)を堂々と出した新海監督は、方向性は違えど自分の道をひた走っているのだなと胸が熱くなった。ような気がする。