2010年1月29日金曜日

「日本のいちばん長い日」

日本の戦争映画というのは、金がない分ドラマで見せる趣向が強いと思った。
ただドラマ性を重視した映画だっただけかもしれないが。
この映画もそれこそ橋本忍で、二時間四十分まったく飽きなかった。
戦闘シーンは少ないと思っていたが、目のぎらぎらした若い反逆者の殺戮シーンなんか血相変えた。
アバター見た後でもいろいろと驚きがあった。
特別右翼って訳ではないが、天皇がいなかったら日本はどうなっていたのだろう、と思った。
あくまでこの映画の中、終戦の間近の話だが。

2010年1月27日水曜日

「アバター 3D」

劇場:109シネマズ川崎 IMAX上映
時間:昼
人数:予約でもぎりぎり

初のIMAX、吹き替えで鑑賞。
とんでもない映画だった。
アバターで鬱になる人が続出、というニュースも頷ける。
後半、惑星パンドラが現実だと勘違いし、戦艦の中の兵隊さんのシーンに違和感を覚えるようにまでなっていた。
キャメロンの巧みな演出に見事はまり、自分もアバター病にかかるのではないかとひやひやした。
しかもタイタニックの興行収入をそろそろ抜くそう。
1,2位独占って凄過ぎる。
リアルタイムで観れたことに感謝。

ジブリ作品に似ていると言われているけど、個人的にラストはポニョに似ていると思った。
自分が幸せになれる場所を主人公が自ら選ぶ、好きな人と一緒にいれる場所でいいじゃない、っていう。
ただ自然と共存しようというテーマかもしれないけど。

一緒に行った人は二度目だったけどIMAXのほうが断然3Dが綺麗と言っていた。
ただ一つだけ思ったのは、3Dだと良い意味でも悪い意味でも「映画を観た」という感じが薄かった。
これはもう共有体験なのか。
それともアバターが巧み過ぎただけなのか。
今後の3D映画で確かめていきたいと思う。

「戦国自衛隊」

ふと見つけて見た。
さすが角川映画、もうむちゃくちゃ。
おもしろいのかなと思った数分後には苛立ちを覚えたり。
でも分断したグループが農民の娘さらってきて乱交しまくるところはなんか現実味があってよかった。
意外と悲惨な映画だった。

2010年1月24日日曜日

「ガラスの墓標」

ラウラ嬢のDVDと一緒に見つけた本作。
探しても探しても見つからないのであきらめていたが、偶然片隅に置いてあり、ラウラ嬢の数倍の奇声を発して飛びついた。
あの店最高。
廃盤が普通、もしくはそれ以下の値段で売ってる。

で、やっと観ました。
セルジュとジェーンが結婚前?に本名で共演しているノワール。
セルジュのための映画でほんとにかっこいい。
ほんとかっこいい。
この二人はフランスのジョンとヨーコだと思った。
「殺しを呼ぶ卵」みたいな養鶏所シーンや教会?の屋根の上でのアクション。
最後セルジュが撃たれたときの車のシーンなど、全部かっこいい。
日本だともっと殺風景になりそうでうらやましい。
さすが恋人同士、二人の濃密な色気がぷんぷん漂っていた。

この映画、原題が「CANNABIS」で大麻という意味らしい。
で、始まってすぐ、
「これは麻薬の映画ではない」
って出る。
嘘付け。
わざわざタイトルに持ってくるあたりが憎い。

大好きなトレーラーを貼っとく。
この曲セルジュの中で一番好き。

2010年1月23日土曜日

「デトロイト・メタル・シティ」

面白かった。
邦画はなんでハリウッドのアメコミ系のオープニングを真似しないんだろうと思っていたが、やっとめぐり合えた。
結局みんな笑いたいんだなと思った。
次は本家を観たい。

2010年1月22日金曜日

2010年観たい映画 その2

「妹」
「バージンブルース」

なんと大好きな藤田敏八作品が名画座で公開される。
東京っていいな。
その中でも大好きなこの2作品は見ておきたい。
あと時間が合えば「天使のはらわた」も。

「サベイランス」

リンチ先生の娘の作品。
大丈夫なんかこれ。
でも一応見たい。


あとどっかでロマンポルノも復活らしい。
楽しみ。

同日追記:

タルコフスキー特集もあるみたい。
「ノスタルジア」を劇場で見たい。

あと「愛のむきだし」もまだやるみたい。

再上映作品ばっかりだが。

2010年1月19日火曜日

「passion」

DVD屋で見つけ、奇声を発しながら飛びついた。
ラウラ・アントネッリの主演作。

英語字幕しかなかったので内容はいまいちつかめてないが、ビジュアルが良かった。
ジェス・フランコ映画や本作品は特に特化していると思う。
ラストの動物だらけの部屋、そこから牛が抜け出し、闘牛場にテレポートするあたりは感動。
前半の海草にまみれながらの3Pもすごかった。
ポルノ作品と芸術作品の違いなんてどうでもいいが、ちょっと考えてしまった。
頼むから「青い体験」と「続・青い体験」をDVD化してほしい。

「かいじゅうたちのいるところ」

劇場:ピカデリー新宿
時間:夜
人:そこそこ

今回の本当の目的はこっち。
が…、酷すぎた。

ポニョのときはいい意味での絶望感を感じたが、今回はただただ意味のわからない怒りを劇中ずっと感じていた。
怪獣のビジュアルは好きだったが、何がしたいねん!という思いでいっぱいだった。
こんな酷い映画も久しぶり。
今年入って最初の不燃ごみ。
先輩は寝てた。
つーことでティンク最高。

「ティンカーベルと月の石」

劇場:ピカデリー新宿
時間:夕方
人数:少し

念願のティンクのスピンオフ2作目。
嫌がる先輩と一緒に鑑賞。

前作よりも劣るものの、面白かった。
友情とは何か。
友達とは何か。
なのである。
ずばり。
安定感がすごかった。
後ろで見ていた女の子が一喜一憂しているのを聞いて、製作者側のように嬉しかった。
実はティンクもビッチなのはここだけの秘密。

アメリカでは劇場未公開のこの作品。
見なきゃ損だと思う。
先輩も思ったより良かったといってくれたので安心。
ヘアスプレーのクイーン・ラティファの言葉を借りると、
「ティンク差別を無くすには焦っちゃだめ。ゆっくり、ゆっくりよ」

2010年1月17日日曜日

「殺人の追憶」

久々にちゃんと映画を鑑賞。
今大人気のポン・ジュノ。
「グエムル」と「TOKYO」が駄目だっただけに控えていたが、あまりにも周りの評判がいいので見た。
素晴らしかった。
すごい緻密に作っているような気がした。
でもラストカット、もしかしてこいつが犯人だったの!と思ってしまった自分に笑った。
お国柄でいろいろとごまかしてるらしいいけどいいじゃない。映画なんだから。
「母なる証明」もこんなテイストだったら絶対見ようと思う。

2010年1月11日月曜日

2009年劇場鑑賞作品ベスト5、ワースト5

またまた便乗して。
twitterから解説つけて転載。

ベスト5

1:「ヤッターマン」

劇場で二度鑑賞。
深田恭子×ドロンジョ様の時点ですべては決まっていたのだ。

2:「ハッピーフライト」

これも劇場で二度鑑賞。
二度目のとき、久々に劇場で泣いた。

3:「ティンカーベル」

念願のティンカーベルのスピンオフ。
意外と深い傑作。
ティンク可愛いよティンク。

4:「ザ・ムーン」

ロン・ハワードがアポロが撮ってきた映像とインタビューを繋げたドキュメンタリー。
月のシナリオを書いていたので余計に感動した。

5:「トランスフォーマー リベンジ」「エヴァンゲリオン 破」

この二つは去年最高のエンターテイメント作品。
「トランスフォーマー リベンジ」はもっと幼い頃に見たかった。
「エヴァンゲリオン 破」は確か劇場で三回見た。初号機が走りながら進路を変えるとこは最高。

ワースト5

1:「眠り姫」

もともとわかりにくい物語を実景のみでやるとはこれいかに。
今年のビッチ推進映画。
悪意しか感じられない。

2:「グロテスク」

ドイツ語吹き替え上映だったがそこまで話を見る映画じゃないかなと思い鑑賞。
やっぱり見せるグロより見えないグロさのほうが効果的だと思った。
どうだグロいだろって感じがビッチ。

3:「少年メリケンサック」

これはきっとクドカンがあまり好きではないという先入観からの結果。

4:「フォースカインド」

もうちょっと楽しめるつもりだったけど残念。
しかもフェイクドキュメンタリーだったのね。
もっと残念。

5:「アルビン号の深海探検3D」

内容はすごいよかったけどもっと長くしてほしかった。
一時間あればもうちょっと楽しめた。

今年はもうちょっと見れるように頑張ろうと思う。

「女囚さそり 第41雑居房」

シリーズ第二段。
今回はほぼ囚人服のみ。
たっしょんしながら子供と話してたねーちゃん萌え。
あの死に方は可哀相すぎる。
しかもそのあとの「シャイニング」もびっくりな血の海。
おもしろいけど、さそりシリーズでは下のほう。

2010年1月7日木曜日

「2012」

劇場:新宿ミラノ2
時間:朝
人数:気持ち入ってる

エメリッヒだから…とか言ってるやつが許せない。
面白いじゃないか!
笑えるし、映像すごい。
しかも今回は誰が善人とかじゃない。
いろいろ含めて怖い映画。
確かにドラマ部分が手薄になってるのは残念だけど、エメリッヒだもの!ドラマあんま面白くないもの!
知ってか知らずかこれくらいにしたほうが絶対面白い。
エメリッヒだもの。
中国製のノアの箱舟に乗って人類は助かったのでした。

2010年1月5日火曜日

「深夜食堂」

噂のドラマを見た。
続けて最後まで見てしまった。
良かった。
ちょっとおだぎりじょーが好きになった。

2010年1月4日月曜日

2010年観たい映画 その1

今年観たい映画。
有言実行、ということでちゃんと見れるように書き出します。

「アバター3D」
「マトリックス」以来の映像革命とまで言われる本作。
絶対劇場で観る。
終わっちゃうまでに。

「ユキとニナ」
フランスと日本の合作。
「エコール」を思わせる表紙だけど、中身はもっとハートフルっぽい。
恵比寿まで頑張っていこうと思う。

「かいじゅうたちのいるところ」
言わずもがな絵本の実写化。
そういや昔家にあった気がする。
なんせCMの音楽と映像がぴったりあって気持ちいい。
これは約束してるので確実に観れるはず。

「タイタンの戦い」
これも確実に観たい映画。
ハリーハウゼンのコマ撮りをCGでやってみたシリーズ。
昔ビデオが擦り切れるほど観ていた。
メデューサなんかめちゃめちゃ怖かった。
どうなってるのか楽しみ。

「第9地区」
「district9」が無事日本での公開が決まったようで、でもタイトルはこれじゃないかも。
楽しみ。
「フォースカインド」が酷かったので余計期待してしまう。

「隣の家の少女」
これは確か2007くらいに映画化されてるけど、日本では未だ未公開。
確かDVDにもなってない気がする。
頼むから上映してください。
DVDだけでもいいから。
切実な願い。

2010/1/11
追記

「ティンカーベルと月の石」
忘れてた。
終わっちゃう前に見なきゃ。

2010年1月2日土曜日

「フォースカインド」

劇場:ワーナーマイカル加古川
時間:夜
人数:そこそこ

年末の鑑賞。
渋谷の衝撃の出会いから数ヶ月、久々に見た映画はこれ。
ミラ・ジョボビッチが本人役で出てくるこのカルト映画。
あんまり楽しめなかった。
超常現象系は楽しめるはずだけど、構成が良くないのか、あまりどきどきしなかった。
残念。