2010年3月16日火曜日

「隣の家の少女」

劇場:シアターN
時間:夜
人数:半分くらい

おなじみの画像が全然無かったので、恐らくアメリカ版を。

ついに日本で公開しました。
ケッチャムの人間残酷物語。
が、期待と原作が上回っていたため、不満が残る感じでした。
もうちょといろいろ描いてほしかったけど、予備知識無しの先輩は意外と満足してもらえたようで、原作モノとしてはこれでいいのかもしれません。

ちなみに今小説のラストをちらっと読み返したけど、指輪のくだりがもうちょっとありました。
メグ死んじゃった、ルースとガキたちと対決、指輪取り返す、警察、たいーほ。
後半三つくらいは同時進行です。
映画としてはこの終わり方じゃなくて良かったと思います。

それはさておき、ルースを筆頭にチャンドラー家のムカつき具合がよかった。
ああこんなガキ居るわ、と感じました。
で、子供たちの妄想と枯れた女のひがみがミックスされ、とんでもない方向へ進んでいく。
中盤の雰囲気は、小説とぴったりな印象を受けました。
それがちゃんと映像化されたことに感動。
欲を言えばデジタル上映っぽかったので、フィルムで見たかった。

裏スタンドバイミーなんて売りかたされてますが、裏タイタニックです。
現在一位に持ってきたいけど持ってこれない自分がいる。
もっかい原作読んで結論を出そうと思います。

2010年3月9日火曜日

「痴人の愛」

思い出したように鑑賞。
とんでもなくビッチ映画。
ここまで来たらビッチも許せるから凄い。
「パラノーマルアクティビティ」の男女関係を突き詰めた作品。
愛に狂う人間が、血相変えて「なおみになら食われたっていいんだ!」と凄むシーンは感動した。
とにかくお洒落でビッチビチな映画。

2010年3月5日金曜日

「ノスタルジア」

劇場:イメージフォーラム
時間:夜
人数:隣は綺麗なお姉さま

最近バイト先の上司の言うことが二転三転するのでいらっときて見に行きました。
初タルコフスキーです。
キャッチコピーから、要所要所は絶対好きな作品、と思っていたのですが、並行して「たるい」とか「寝る」という感想も聞いていたので手を出せずにいました。

で、結局寝ちゃいました。
でも目が覚めてから後半にかけて、素晴らしかった。
なぜ寝たのか後悔です。
このカメラマンは天才だと思う。有名な人だろうけど。
幼女アンジェラが出てくる水浸しの部屋のシーン、酔っ払った主人公の独り言には涙が出そうだった。
あと第九が流れるタイミング最高。
久々にハリウッド以外の面白い映画を見れた。

2010年3月3日水曜日

「ハート・ロッカー」

見ました、賄賂を渡したと噂のハートロッカー。
あんまりちゃんと見れてないですが、ラストのシリアルのシーンは良かった。
ああいうシーンがあるから映画はやめられないと思った。
盛り上がるシーンも多いし面白かった。