2012年10月26日金曜日

「ショウほど素敵な商売はない」

モンロー映画だと思っていたら、主演ってわけじゃないのね。
ちょっと嫌な女だった。

がっつりミュージカルなんだけど、最高のミュージカルを作るぞ!って感じがして物凄く面白かった。
ラストの再会もちょっと涙した。

こんな映画を見ているときの幸せさは何にも勝る。

2012年10月24日水曜日

「大人のけんか」

ポランスキーの新作。
たった数時間の出来事で、四人の会話劇なんだけどめちゃくちゃ笑った。

それにしてもケイト・ウェンスレットのあの行為。
あの瞬間だけは笑えなかった。
いや、笑うのが正解なんだろうけど。
何様なんだろうか。

オープニングのワンカット、ハネケ映画じゃないかと思って一瞬ためらったけど、全然違ってほっとした。
これから何度も見るんだろう。

どうでもいいけどこのポスターの写真、12って数字は無敵やな。

「アサルトガールズ」

押井守の実写。
冒頭で「アヴァロン」と言った瞬間、おお繋がっているのか!と嬉しくなった。

でもそれは間違いだったのです。
全てが糞としか言いようのないゴミ映画だったのです。
もう全部が痛い。
菊池凛子が踊るところなんか痛すぎて見れない。
役者が可哀想。

そして禁断の早送りボタンを押してしまった問題のシーン。
あの飯を食うシーンには怒りを覚えた。
変なこだわりだかファンサービスだか知らないけど、自己顕示欲に満ちたカスのようなプライドを長々と見せつけられて、もうこの人が実写を撮っても見ないでおこうと決めた。

老人の妄言も駿先生の側へ転がってほしいものです。

2012年10月19日金曜日

「戦国ロック 疾風の女たち」

東映のポルノ時代劇の日活バージョンでしょうか。
田中真里さんだからもう少し新しいのだろうけど。

乱交シーンが東映よりエロかった気がする。
あとポーランド人だかが、セックスしながら「売り飛ばしちまうか」みたいな会話してて笑った。

長谷部さんって日活のほうが多いのね。
それなりに楽しめた。

「未来世紀ザルドス」

二度目の鑑賞。

一度目のときより、シンプルなストーリーだと気づいた。
悪く言えば、あまり深くないのか。

ただこの映像表現は本当に素晴らしい。
原作読みたい。

「君への誓い」

記憶喪失になった女はほんっとに都合よく、旦那と出会ってから結婚した現在までの記憶を無くしてしまう。
彼女は親と縁をきり、元彼と別れたんだけど、その頃の楽しい記憶しかないわけで…。

書いててイライラしてきた。
あれです。ただ泣かせるために書かれた、見る人を不快にしかさせないクソみたいな話。

ただ一つ救いがあるとしたら、珍しく女があんまりビッチじゃないところくらいでしょうか。

「バッド・ティーチャー」

あまり面白くなかったのは集中していなかったからか、それとキャメロン・ディアスが老けてしまったからなのか…。

とりあえずキャラがただただ嫌な感じだったので、”キャメロンのラブコメ”と一括りに出来なかった気がする。

ポスターはかっこいいんだけどね。

2012年10月10日水曜日

「ザ・ガーデン」

デレク・ジャーマンは初めて。
そういえば高校のとき、マルティン・シュリークの「ガーデン」と、この「ガーデン」を秤にかけて、最終的にジャケットでマルティン・シュリークを買ったんだった。

ここまでイメージだけで押されるとさすがに引く。
なんとなく言いたいことは分かるんだけど、一時間半はきつい。
こういうことがテーマなのかな…って気づいたときの小さな小さなカタルシスがいいのだろうか。

最後「もう死ぬ…」みたいなナレーションだったけど、この時からその予感があったのでしょうか。
「ブルー」を撮ったのは三年後らしい。

高校生の自分よ、お前は正しい選択をした。
いや、あの時見ていたらなにか感化されていたのかもしれませんが。

2012年10月6日土曜日

「美しき棘」

母を亡くした少女が路頭に迷う話。
レア・セドゥはやっぱり綺麗。
なんていうか、フランス映画!って感じがした。
あと女性監督らしさも。
美しい映画だった。