劇場:丸の内TOEI
今月の上映事情は一体どうなっているんだ。
素晴らしい映画ばっかりじゃないか!
「フィギュアなあなた」で幻滅させられたのですが、この映画に力を注いでいたからだったのか!
杉本彩、喜多嶋舞、佐藤寛子ときて壇蜜が演じる”ナミ”もまた素晴らしかった。
最初、ナレーションが続くのに大丈夫かこれと思ったが、後半の怒涛な展開にもうどうでも良くなった。
みんな殺したあと、「もう一人いる…」と呟き、あの監禁部屋に座る、17歳の自分と対面するシーン(しかもワンカット!)は涙と鳥肌なしでは見れなかった。
「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」の後半、廃墟で呆然と空を見上げ、「なんかいる…」と呟くシーンの返答を自分自身でしてしまったのだ!
いや、あってるのかわかりませんが。
そして最後の最後!あの一瞬のシーンで完全失禁でございました。
「人が人を愛することのどうしようもなさ」の石井映画を見れて感無量でございます。
昔ながらの石井監督ファンか抜きに来ただけのおっさんかわからないけど、漂う加齢臭に囲まれて見る映画はやっぱりいい。
これも今年一位!!
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