2014年5月21日水曜日

「甘い鞭」

去年の最高傑作。
ブルーレイを買う余裕が無いのでとりあえずDVDを借りた。

前半と後半の温度差が激しい。
後半の怒濤の面白さ、美しさはなんなんだろう。

先日、アンディ・ウォーホル展に行ったとき、生と死を象徴する二枚の絵が一つの作品として飾られていた。
どちらか一つではなく、その二枚を同時に視る事で、完全に傍観者になれる…とかなんとか。
それと比較してみるとこの映画のラストは、血やらSMプレイやら殺人やらの”フィクション映画”として観ていたはずが、最後の最後で突然”映画の世界”と”それを観ている自分の世界”との境界線を見失ってしまう、ウォーホルと真逆の体験だったのではないかと。
というわけで、あの素晴らしいラストは現代アートだ!
流石やな。

どうでもいいけど毎回あの「踊りませんか?」という名言には寒イボが立つ。

2014年5月16日金曜日

「ヴィオレッタ」

劇場:イメージフォーラム

久々に映画館に行った気がする。
監督自身の実話。

この人、「思春の森」の女の子だったのか!
写真集欲しいな。

映画はとても素晴らしかった。
「エコール」「小さな悪の華」…などのロリータ映画を劇場で見れるというこの高揚感は素晴らしい。
同劇場で「ひなぎく」もやってるし!

ひたすら少女が美しいのと、あとお母さんもすばらしい。
有名な人なのだろうか。
エヴァの精神がおかしくなるシーンの主人公の演技に戦慄が走った。

そして技術がすごくちゃんとしていた。
シフトレンズの使い方や、照明の当て方、全てにおいてお手本のような映画だった。

ただ、あのシド・ヴィシャスは笑った。
あんな人だっけ。

2014年5月15日木曜日

「一万年、後…。」

沖島監督最新作。
やっと見た。

相変わらずよくわからん!
ちょね!

2014年5月14日水曜日

「ハングオーバー3」

シリーズラストなのだろうか。
1、2の流れをぶった切って、二日酔いじゃ無くなっていた。
残念。

でもチャウの非道さに泣いたし、まさかのジョン・グッドマンに歓喜した。
御陰で「バートン・フィンク」を思い出したように見た。

面白かった。

2014年5月1日木曜日

「ダークシティ」

最近ひたすら「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」な日々を過ごしていると呟いていたので、そこから抜け出さねばと思い鑑賞。

内容もあの超展開も似てるとは思ってたけど、パクリ疑惑まであったのね。
監督は否定してるらしいけど。

あの海辺のシーンは何度見ても「レクイエム・フォードリーム」じゃなくてこっちだったのか、と記憶の修正をさせられるのだけれども、多分両方あるんでしょう。

オープニングでジェニファー・コネリーが歌いだす所のリンチ感はやばい。

こうして見ると、いろんな映画のいい要素が詰まっているいい映画だなと思った。

「アイアン・フィスト」

劇場で見る予定だった馬鹿映画。
結局見れなくてやっと見た。

オープニングで何度か諦めていたのだけれど、途中から面白くなって結局最後まで楽しめた。
後半の真俯瞰で壁をすり抜けながみんなのセックスシーンを描くシーンが、「エンター・ザ・ボイド」まんまで良かった。

面白かった。