2016年3月31日木曜日

「サクリファイス」

2015年度最後の作品はタルコフスキー!
惜しくも劇場で見逃し、悲願?の鑑賞。

さすがに前半の会話劇はとてもたるい。
し、頭に入ってこない。

物語が動き出す中盤、マリアのような魔女との絡みで、「ノスタルジア」の温泉での蝋燭を肥大化させた話か!と気づいた。
一貫して「世界の救済」を描いているみたいだし、そうやって他の作品も見直せば印象は変わりそう。

でもそんなことどうでもよくなるラストは圧倒だった。
なんなんまじ!
次の映画のラストは決まったな!

2016年3月26日土曜日

「レヴェナント:蘇えりし者」

劇場:TOHOシネマズ六本木

試写会に誘っていただき生レオ様!

イニャリトゥの「バベル」を期待していた自分にとっては少し物足りなさもあったのですが、サバイバルものとしては最高でした。
細部に出てくる神の描き方が、監督ぽさを残していた。

一番印象的だったのは、隕石?のシーン。
あのシーンはどういう意味があったのか。

とりあえず熊がやばい。
熊だけでも一見の価値あり。

2016年3月22日火曜日

「タンク・ガール」

高校の時夜中に見た映画シリーズ。
VHSを見つけて懐かしくなり。

いやーつまんなかった…。
残念。

悪役がマルコム・マクダウェルだった。
あと「エンジェル・ウォーズ」で流れていたビョークの曲が、同じような使われ方をしていた。
まさかこれからパクったわけないよね…。

「黒猫・白猫」

クストリッツァの「アンダーグラウンド」の次の作品。
前作と比べると、ひたすらコメディに徹したように思う。

キャラクター、お祭り感、演出、どれも最高なんだけど、「アンダーグラウンド」の、戦争という悲劇を喜劇として描く最高のエンタメを知ってしまっている以上、どうもしっくりこなかった。
他の作品にそれがあることを願う!

「猫の手も借りたい」というセリフがあったけど、
向こうにも同じような諺があるのか。
ラストの証人が猫になるところもその諺にぴったりだった。

「ダーククリスタル」

既視感があるのは、昔テレビか何かでやていたのでしょうか。
それとも流行っていたとか?
最後までどっかで観てる気がするぞ…と思いながら鑑賞。

これ1/1スケールで作ってるのでしょうか。
とにかく動く。動きまくる。
一番既視感のあった、惑星の模型シーンは感動した。
よく作ったな…。

シリーズ化してほしいな。
無理だろうけど。

2016年3月15日火曜日

「ヘアスプレー」

やっと観た!
ジョン・ウォーターズのオリジナル版!

歌もダンスもめっちゃかっこいい。
この人のロック愛は最高だな。

「あつもの」

こちらもまた高校のとき印象に残っていた映画。
菊に人生を捧げた緒形拳の話。

思ったより面白くなかった。
小島聖がエロい。

2016年3月14日月曜日

「笑う蛙」

高校のとき、ずっと邦画ベストだった作品。
我ながら渋すぎだろ。

大御所たちによるゆるーい演技と、若干ブラックな喜劇がとても心地良い。

最後の大塚寧々のアップと、あの全てをひっくり返してしまうセリフは、ずっと自分の映画を撮る上でのテーマになっている気がする。

DVDレンタル早くでないかな。

「ジプシーのとき」

クストリッツァの初期大作。
無垢な青年が悪行に手を染め、人を疑い、復讐を果たし死んでいくまでの物語。
凄かった…。

この演出が「アンダーグラウンド」に繋がるのか。
えげつないな。

お祭り?のシーンが幻想的でとても美しかった。

2016年3月10日木曜日

「イグジステンズ」

「コングレス〜」の音楽で「シャッターアイランド」のエンディングを思い出し観ようと思ったのですが、見つからなかったので仮想世界繋がりでこちらを鑑賞。

低予算で閉鎖的な映像の中、その奥行きを感じられるとてもいい映画。

エログロクリーチャーより、こういう映画の方がクローネンバーグの変態さが際立つ。
そして最後のどんでん返しも気持ち良い。

「コングレス未来学会議」

劇場で観ようか迷って観なかったやつ。
「戦場でワルツを」が途中で飽きて観ていなかったのでこれもそうなるかと思ったけど、なんとか最後まで観れた。

未来は変な薬吸って、幻覚の中みんな思い思いの風貌に変身して生きているんだけど、自分の書いていた物語の一部にそっくりでテンション上がった。

この監督日本のアニメーション好きなのかな、と思わせる描写がちらほら。
「千年女優」を思い出す映画だった。

2016年3月8日火曜日

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」

ううむ。
面白いんだか面白くないんだか。
毎回ストーリーがどうでも良すぎて、惰性でアクションを見ているだけになってくる。
ただ、その肝心のアクションもそろそろ飽きてきた…。

最後にアベンジャーズの入れ替えあったし、次に期待。

「さよなら、人類」

ロイ・アンダーソンの新作。
最初のワンカットからもうロイ節で、進むにつれどんどんたるくなっていくのも相変わらずだった。

なんかめちゃくちゃ笑ったとこあったけどもう忘れた。

「ムカデ人間3」

まさか2があんな最高のカルト映画だとは知らず、あやうく3もスルーしてしまうところだった。

全部色が違うのが面白い。
やりたいことやってんな!
よっ!
面白かった!

でも至高はやっぱり2。

2016年3月7日月曜日

「オデッセイ」

劇場:TOHOシネマズ梅田

今年最初のSF大作、になるのでしょうか。
時間を持て余し鑑賞。

花粉症と疲労の中で観たのでちゃんと覚えていないのですが、リドリー・スコットってこんな映画撮るんだ!と思った記憶がある。
他の作品あんまり観ていないからでしょうか。

音楽が重要な映画なんだけど、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とか「キングスマン」みたいにセンスを感じる使い方ではなかった。
そこだけが残念。

2016年3月2日水曜日

「ヘイトフル・エイト」

劇場:ピカデリー新宿

さらっとタランティーノの新作を観てしまった!
多分「キル・ビル」シリーズ以来の劇場鑑賞。

今回はかなりスロースターターで、オープニングのキリスト像がそれを表しているかのよう。
絵は変わらないのに音楽だけめちゃくちゃ盛り上がっていく酷いオープニングで爆笑した。

前回のディカプリオみたいな、魅力のある悪役がいなかったのが残念。
それでもめちゃくちゃ面白かったのですが。

タランティーノ作品は1回目よりも、2回目、3回目のほうが面白い。
今回もそうなりそうな予感。