明確に一人怪物おったやん!あいつが悪いよ!
今回は是枝映画の中で初めてちゃんと拒否反応がでた映画だった。
多分、「君たち、無意識の加害に何個気づいた?」という上から目線感。
夕焼け小焼けが音楽的に使われていて笑った。
答え合わせができてよかった。
電気ショック。
「誰?」
ブラックバードは多分銀座のブラックハート。
何かを投影しないと抱いてくれない男性たち。
「その子いい子?可愛い子?」
「あの男は頭がおかしい」
唐突にサイコ。
「カットかけてー!!」
「営業妨害よ」
「タフです!こき使ってください!」
「パーフェクトブルー」の原作は「パーフェクト・ブルー 完全変態」
「サンセット大通り」の続きがあり、彼女はどの世界線を選ぼうとするのか。
現代女性が細かな病名を謳う理由がわかってきた。
岡野って名前だけで泣ける。
X三部作見終えた。
要所要所に出てくるクレジットがそれっぽい止まりなのが残念だったのが、3でちょっとだけカッコよくなってた。
昔のタランティーノとユマ・サーマンを見ているようで、おじさんドキドキしちゃった。
序盤ずっと説明説明で全然楽しめなかったが、恐竜が出てきてからは楽しめた。
監督も状況設定も前作までと異なるが、「ロスト・ワールド」のときもこんな印象だった気がする。
翼竜が暴れる映画はいい映画…と思っていたら、最後にやっちゃいけないラインを軽々と超えていて笑った。
絶対あかんやろ。
どうでもいいけど鳥が肉食で牛や豚が草食なのが理解できない。
ラストを確認するために鑑賞。
思っていた意図ではなさそうだったが、彼の映画自体がまさに喋る顔。
「ノスタルジア」における母と、そこで描ききれなかった母への想いをトリアーが捕捉したという誰かの考察が妙にしっくりきた。
三匹の動物とロシアのフォークロアを今度調べる。
アウシュヴィッツ関連で何かと名前が出てくるのでさぞ重厚な作品なのかと思っていたら、三十分で終わって面食らった。
ただ出てくる写真は貴重そうで、カメラ目線の死体と生首たちがいっぱい。
「去年マリエンバートで」を見返したいが、未だにどう向き合えばいいのかわかっていない。
補足:
妙に淡々としてるなと思ったが、最近何かで読んだ哲学者の言葉「アウシュビッツの後で詩を読むことは野蛮だ」みたいなことなのだろうか。
それなら納得。
ラブストーリだがめちゃくちゃ面白かった。
原作も脚本も女性だったが、登場人物たちが恋に落ちる男が皮肉屋で浮気性と言うこと以外特に説明されておらず、女目線の魔性の男像はこんなものなのかと拍子抜けした。
これがファム・ファタールの対義語なのか。
リリィシュシュ以来、映画でエーテルという言葉を聞いた気がする。
高峰秀子も美しいが、若い頃の岡田茉莉子が美人すぎて衝撃。
当分この音楽が頭から離れなさそう。
「どんな立派な女でも、男から見れば女は女ね」
玲音ちゃんかわいい。
このアニメの放送中に「マトリックス」の撮影が行われていたらしい。
真夜中のブラウン管で見ているような90年代の心地よい悪夢。
所々流し見をしていたせいか、終盤の盛り上がりに欠けたのが少し消化不良。
最近年齢のせいか、もう一度見直したいものと、一度は見ておきたいものを天秤にかけないといけない気がしてきて、この作品をいつかまたちゃんと見れる日が来るのか考えてしまう。
wiki見てると、第三話の説明で「玲音がキャミソール姿になった」と無駄な情報が書かれていて笑った。
コッポラの純粋さとアイディアを詰め込んだ人類への遺言だった。
戦争という地獄を未来のアメリカに置き換えて、このまま「恐怖…恐怖…」まで突っ切るのかと思いきや、ソドムの滅亡から文明の再建、そして人間の精神的進化まで描こうとしていた。
あんなに軽薄で実直なハッピーエンドに心を打たれたことはない。
確かに、上流階級から見た文明の再建感は高畑勲ブチギレ案件だったが、本気で人類の未来を考えて描く巨匠がまだこの世界にいて良かったと思うし、どんな理由があれどこの映画がラズベリー賞を取ったというのはアメリカ映画史の汚点じゃないのか。
ローマ史を頭に入れてからもう一度観たい。
頼むからいつか三時間版を出してくれ。
地獄の黙示録のフランス貴族のシーンのような、上映時間のためにカットした重要なシーンがある気がしてならない。
ヴィスコンティの遺作。
棺桶に片足突っ込みながら撮った映画が、貴族の不倫映画ってどうなっとんねん。
人類にファックって言って死んでったキューブリックを見習え!
まさかのラウラ・アントネッリが出てて、しかも脱ぎまくってて青春が蘇った。
ライバルの男が通り過ぎるカットがもはや通り過ぎる男根で秀逸。
それなりに楽しんだつもりだが、再び「ベニスに死す」が遠くなった。
「山猫」見たいのにツタヤディスカスにない。

劇場:渋谷シネクイント
410日ぶりの映画館。
初めて映画館へ行った日から、こんなに空いたのは多分初めて。
「ラ・ラ・ランド」や「ブルー・バレンタイン」×是枝映画(最近見た日本映画でパッと思いついただけ)といった印象。
丁寧なシナリオで、ある男女が出会ってから結婚、出産を経て離婚するまでの物語を描く。
派手ではないのに最後までほとんどダレることはなかったし、喧嘩の加減もちょうどよかった。
あとポスプロの具合がとても良かった。
一点だけ思ったのは、夫婦のなるべくしてなっていく過程を見せられているだけで、「ミセス・ノイズィ」で描かれていた、二人が共闘して現状を覆そうとする力がこの映画ではもはや「惰性の夢」だったことが個人的には残念。
その分あの素晴らしいラストの彼女の表情が少し薄れた気がした。
何かもうひとさじ、リアリズムの中に魔法が欲しかった。
まあ結婚したことないからわかんないんだけど。
随時漂うヌーベルヴァーグの悪臭にイライラしたけど、演出や台詞回しでとても楽しめた。
分身が始まる演出は秀逸。
ティナ・オーモンという女優が「妹」の秋吉久美子みたいで天使。
「青い体験」にも出てたらしい。
いつかドストエフスキーを読める日が来るのか。
一試合を通して描くスポーツ映画ってあんま見ないな。
後半の怒涛の演出がすごかった。
あと何気ない仮面のシーンがよかった。
母といい先生といい、大人がヤベーやつしかいない。
原作を読んでもう一度見たら倍くらい楽しめそう。