2009年2月28日土曜日

「花と蛇 2」

石井監督の「人が人を~」や「花と蛇」に比べると、やりきった感は無かったような気がする。
でも杉本彩の淫乱さは健在で、それを見事に隅々まで納めていた。
でも前作だけでよかった気がする。
ほくろ笑ろた。
でもなんだかんだで彼の作品は毎回凄い。

2009年2月27日金曜日

「おさな妻」

「高校生ブルース」シリーズで関根恵子にはまってしまい早速見た。
初体験の痛さを説明する旦那。
いやおまえ経験した事ないやん、とか、この手の映画に付きまとう歪曲されたある一方向からの台詞が大好き。

池玲子、加賀まりこから関根恵子、秋吉久美子へとロリ化?が進む。
やばい、戻らんと。
だばだばだば。

「明日へのチケット」


チャンネルを変えてみたら"キアロスタミ"というクレジット。
名前しか知らなかったので最後まで見ることに。
EU?の巨匠三人が監督しているらしい。
そのうちの一人が彼。

淡々と老人の数時間の出来事が映し出され、現実と過去が途切れ途切れに入り交じって説明される。
あぁ年寄りになったらこんな感情?記憶?考え方?とにかく時間の進み具合なのかなと感じた。
それをちゃんと表現しきれているのに感動。
まるで三途の川を渡る途中の老人が、今までの人生を振り返っているかのような幻想的なストーリー。
少年のような恋文を消去し、赤ん坊にミルクをやりに行く。
死を受け入れたと勝手に解釈。

その次は太ったおばちゃんの話。
細木数子みたいな怠慢なおばちゃんが右往左往する話。

最後はセルティックファンの三人の少年の話。
難民に出会い、初めて世界の汚い部分に触れ、どう行動するのか。
素晴しいラストだった。

良かった。
ドラマに泣いた。

2009年2月25日水曜日

「バージンブルース」


部屋にずっとポスターを貼っていたので、見なきゃ見なきゃと思いつつ、やっと見た。
秋吉久美子カワユス。
ちょっと年食ったねーちゃんの鞄に入ってる蛇とか、さらりとやってのける時代が羨ましい。
おぼぼ…、と呟いてた爺さんが、若いときはバージンを追っかけてたなんて…。
でもあの首絞めるシーンは最高。
少女の股間蹴るだけ蹴っといて、「あいつだな…」って。
ラストの全裸で海泳ぐとかもう泣けた。

2009年2月23日月曜日

「ヴィデオドローム」

見よう見ようと思いつつ、なかなか見れなかった作品。
社会批判?な面はよくわからないので置いといて、面白かった。
腹に女性器が出来、カットされたらしいが、女性に男性器が出来るシーンもあったそうな。
あの特殊美術は、CGじゃないからこそ映画を面白くしていると思う。
どうやってんのか全然分からなかった。
でもデイヴィッド繋がりでは、やぱりリンチのほうが好き。

2009年2月22日日曜日

「20世紀少年 第2章」

劇場:東宝シネマズ
時間:夕方
人数:十人以上

これもやっとみました。
第1章がいまいちで、今回は評判もいいだけに…。
やっぱ駄目でした。
なんかスローとか音楽とかで騙されてる気がした。
漫画読んでたからかろうじて話はわかるものの、万博とかに釣られてきたおっさんたちは絶対分かってないやろ!と。
でも小泉響子?だけはやっぱり最高でした。

2009年2月21日土曜日

「ワンダーウォール」

ジェーン・バーキン地獄。
チェッペリンの伝説のライブの監督らしい。
面白すぎる。
エヴァ・ウォーリンがジェーン・バーキンになっただけで、やりたい放題。
久々にドラッグムービーに相応しいラストを見れた。
いやー良い映画。

「チェンジリング」

劇場:東宝シネマズ
時間:レイトショー
人数:初日なのでそこそこ

イーストウッドは食わず嫌い(「ミスティック・リバー」のみ?)だが、面白そうだったので見てきました。
そこまで期待が無かった分、まぁ楽しんだつもり。
アンジェリーナの演技が良かった。
さゆりでやりたかったのはあの落ちたメイク。
それ以上のものになったが。
突っ込みたいとこは多々あるが凹みたいときはうってつけの映画。
途中で帰ればの話だが。

2009年2月20日金曜日

「フェイクシティ ある男のルール」

劇場:東宝シネマズ
時間:レイトショー
人数:四人ほど

やっと見た。
周りにはこういう男臭いの好きそうなおっさんと、キアヌが出てたらなんでも見るって感じのちょっと年いったお姉さんだけ。
キアヌ演技してよキアヌ…。
でもこういう映画が大好きです。

2009年2月19日木曜日

「13日の金曜日」

劇場:MOVIX
時間:レイトショー
人数:そこそこ

これもあんまり見る予定じゃなかったのですが、見てきました。
ほんと当たり障りのない大衆向けという印象。
ロブ・ゾンビのリメイク「ハロウィン」くらいやってほしかった。
ベイさんは「トランスフォーマー」だけに集中してください。

2009年2月15日日曜日

「少年メリケンサック」

劇場:MOVIX
時間:夕方
人数:それなりに

見る予定ではなかったがまあ見てきました。
パンクはあまり好きにはなれません。
宮崎あおい以外があのキャラやってたらジュースを床にぶちまけるとこでした。

2009年2月14日土曜日

「イースタン・プロミス」

クローネンバーグ映画はあんまり見てないし、内容ちゃんと覚えてるのも「イグジステンス」と「ザ・フライ」ぐらいしか覚えてないのだが、あれこの人ってこんな映画撮るんだ、と思った。
指切ったりする描写はぽかったけど。
一時間半という良心的な範囲でノワールノワールしたノワールを見た。
サウナのシーン凄すぎ。
面白かった。

「お姉チャンバラ THE MOVIE」

風邪で高熱の中朦朧と死ながら見たけど面白かった。
ビジュアルだけで買って、うちにゲーム機が無いので後輩の家でちょっと遊んで存在を忘れてたゲームの映画化。
アクションも面白かったし、ちょいエロさも馬鹿な感じも楽しめたけど…。
女優が可愛くねぇ。
出てくる女優ゝ子役までみんな可愛くない。
いや可愛んだろうけどなんでナチュラルメイクなの?
女優命な映画なのに…。
あとせっかくGO!GO!夕張出したんだから死に方は目から血を流してほしかった…。

でもいっぱいつっこめるし面白かった。
黒ずくめの女の泣けるシーンでお約束のいきなりゾンビとか。
サキの「死ね」って台詞とか。
ちゃんと暴走もあるし。

こういう映画増えてほしいな。
女優もっと可愛くして。
下手したらDVD買う。

2009年2月13日金曜日

「ベガスの恋に勝つルール」

キャメロン・ディアス作品を制覇しようとひたすら見ております。
血が出そうなほど眠かったけど、爆笑しながら最後まで見た。
展開も話も二の次で、この辺の作品は笑えるから好き。
彼女の演技がつぼです。
嬉しい時のはしゃぎっぷりが。
クイーン・ラテファ最近出すぎ。
音楽活動止めたのかな。
少し幸せになった。

2015/01/29 追記:
「私は、よくばる」ってとても下品で馬鹿で己の醜態をさらすキャッチコピーだな。秀逸。

2009年2月12日木曜日

「ベンジャミン・バトン」

劇場:MOVIX。
時間:レイトショー。
人数:三分の一ほど。

やっと見ました。
三時間もつかなと思っていましたが、全然もった。
ハリウッドはなんでも願いが叶う所なんですね。
フィンチャーが本気出して良い映画を撮った。終始人間への愛を感じた。
セブン撮ったくせに。
ファイトクラブ撮ったくせに。
シナリオライターのせいでしょうか。

ラストは物足りなさもあるけど、素晴しく完成度が高かったです。
三時間、飽きることなく一人の人間の人生を楽しめました。
そんなに大きな出来事(「いい映画」から外れるような出来事)は無いものの、淡々と出来事が起こり、過ぎ去っていく。
ケイト・ブランシェットの、ブラピが出て行くときの目。
最高です。
でもあの雷おじさんはもうちょい工夫してほしかった。

何はともあれ良い映画です。

2009年2月10日火曜日

「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」

今日用事があるので起きていようと思っていたら、結局映画から帰ってDVDを三つも見てしまった。
ビーンシリーズは何本か見たと思うけどあまり記憶に残っていない。
日本人がこんな事して(いっぱいいるが…)世界的に有名だったら恥ずかしいんだろうなと痛感。
イギリス人はどう思っているのか。
まあ他国の人間だからそんな事は無視して、普通に楽しんだ。
ウィリアム・デフォーの写真であのビーンを見る目とか、一人よがり過ぎる映画とか素晴しかった。
「ダークナイト」のヒース・レジャー並みに主演を食ってた。ような気がする。
ラストシーン、丁度部屋に朝日が差し込み良い感じに演出された。
眠かったけど最後まで見れたことは感謝。

「僕の彼女はサイボーグ」

あかん、またどうしよもない映画が続く…。
二度目の鑑賞。
一度目は映画館。
綾瀬はるかを見たくなったので。
とりあえず凄く思うのが、韓国向けの演出は日本には合わない。
なんで日本で作ったのかが意味不明。
韓国で作れば良かったのに。
まあ綾瀬はるかの半だるま姿が見れたのでまだいいか。

それにしても綾瀬はるかは可愛い。

「ハプニング」

二度目の鑑賞。
映画館で見たときはもうほんと憤慨したが、今月号の映画秘宝で、去年のワースト3に入っていたのでなんか見たくなってつい。
オチが無いのがハプニング、ってなんやねんそれ。
シャマラニアンの先輩、いい加減気付いてください。
シャマランは二度と映画を撮らないほうがいいと。
でも「サイン」は好きです。

「シャッフル」


ブログで映画の一言感想を書いていましたが、もっとちゃんと残しておくために始めます。

第一回はなんと「シャッフル」。

劇場:東宝シネマズ。
時間:レイトショー。
観客:四、五人。

このブログの行き先を暗示しているかのような微妙な映画。
とりあえずサンドラ・ブロックの透けた乳首しか印象に残らない。
面白いアイディアとは思ったけど、あんな締め方じゃ笑いにすらなりません。
「プラネット・テラー」ならまだしも。
結婚式の回想シーンでキスするとき、やっぱり彼女のアゴは割れていた。
Y字だった。
あと、ちょっと夫婦がいい感じになりかけた後の意味のなさ過ぎる派手な事故シーン。
笑った。

でもなんだかんだでこういう作品が一番気を抜いて見れるから好き。