劇場:東京近代美術館フィルムセンター
タル・ベーラの初期作。
7時間半の一大叙事詩。
にも関わらず150カット! 相変わらずの安定感。
いつ見れることやらと思っていたら、突然見れた。
死んだはずの男が村に帰ってくるという噂から始まり、帰ってくるまでの間の村人達それぞれの様子が描かれる。
「白いリボン」みたいな感じで、「この村はソドムとゴモラだ!」と村人も言う。
要はみんな駄目人間。
たぶんここまでで四時間くらいだったと思う。
で、残りは男が帰ってきてから。
そこには色々な策略があるのだけれど、また暴動に発展するのかな、と思ったら、村人達は村を捨てた。
そこがよかった。
結局難しいことは何一つ解らなかった。
あの強風の中を歩くシーンは感動した。
あと「ヴェルクマイスター・ハーモニー」と同じバーが出てきた。
今回はそこでひたすらタンゴを踊っていた。
でもやっぱり人間プラネタリウムには敵いません。
あと動物のシーンも素晴らしかった。
牛とか、馬とか、猫とか。
新作「ニーチェの馬」がもうすぐあるらしい。
引退作らしい。
見るしかありません。
といってもおなか痛くなってトイレいったり、昼寝もしたので、一時間弱見逃しております。
いいなー
返信削除新作情報ありがとうござます
30日は渋谷でやるみたい!
返信削除大阪はわからんけど…。