2012年6月25日月曜日

「ユキとニナ」

劇場で見れなかった作品。
日仏合作。

近年でもこういう映画があるんだとほっとさせてくれる作品。
これはポスターが悪いな。
森に佇むユキだけでいいと思う。

ハーフのユキは両親の離婚をきっかけにニナと家出をする。
二人の愛の妖精は森ではぐれてしまい、ユキはフランスの森を抜けると日本の森から出てきてしまう。
あの一瞬の使い方が素晴らしかった。
マルティン・シュリークが見たくなる作品。
「千と千尋~」にも似ていた。
ラストあの廃屋で神隠しに遭ったら傑作になっていたんじゃないかと思う。

2012年6月22日金曜日

「十代・恵子の場合」

森下愛子さんの初期作がレンタル化されていた。

17歳の恵子がどんどんどんどんドン底へ落ちていく様を描く。
ヤンキー仲間ができてレイプされてヤクザの女にされて覚せい剤やって東京を捨てて彼氏も死んじゃう。
でド田舎の病院に担ぎ込まれる。
これを”実録!今時の十代!!”みたいにやっちゃう時代が羨ましい。
生まれる時代を本当に間違えたと思う。

あれか。
ここから「ミッドナイト・イン・パリ」に繋がっていくのか。

「バーレスク」

最近買ったストリッパー(厳密には違うらしい)の画集のタイトルをよく読んでみると、「バーレスク」だった。
その手の老舗らしい。
なので即行借りてきた。

内容は普通のミュージカルなんだけど、あのゲイの男の人、「プラダを着た悪魔」でもそっくりそのままなキャラやってたやんけ。

とりあえず六本木の店行ってくる。

2012年6月20日水曜日

「発情アニマル」

劇場:シアターN

ジェス・フランコ的な映画かと思っていたら、「片目と呼ばれた女」だった。
ストーリーは簡単。
壮絶な輪姦を受けた女が一人ずつ復讐していく!

「隣の家の少女」「ファニーゲーム」「マーダーライドショー2」みたいな嫌悪感にあふれるシーンをねちねち描いて、後半はサックサク殺していく。
あの手コキ→チョッキンの流れは最高。
復讐劇の素うどんのような作品。

今年あんま見てないのと、普段家でDVDで楽しんでいる映画を劇場で見れたということで、悲しいかな現在トップでございます。

2012年6月18日月曜日

「ミッドナイト・イン・パリ」

劇場:吉祥寺バウスシアター

このポスターに惹かれた。
だからこのシーンがあると思ったのにがっかり。

内容は小洒落た話だった。
いつの時代も昔は良かったという。
大人への教訓だな。

キャシー・ベイツ、レア・セイドゥが見れただけで満足でございます。
映画っていいな。って思える映画。

2012年6月11日月曜日

「SOMEWHERE」

ソフィア・コッポラの新作。

あのオープニングで一度やめたのですが、頑張って観た。
地味にスティーブン・ドーフのファンなので、それだけで良かった。
エル・ファニングのプロモみたいだし。

これはあれか。
彼女のお父上との思い出を描いた作品なのか。
いいなぁ。

「ロスト・イン・トランスレーション」のイメージばっかり先行するけど、この作品や「ヴァージン・スーサイズ」を見れば、結構いい監督なのでしょうか。

そういやあのラスト、前半あたりで一瞬フェアレディZかなんかが事故ってるシーンが一瞬写ったので、完全に事故るやんこれ!「ノーカントリー」オチやん!と思ったら事故らなかった。
彼が車を捨てて歩き出すだけだった。
なんじゃあのラストは。

面白かった。

2012年6月1日金曜日

「ゴーストワールド」

ずっとずっと見たかったのに、時期を逃して結局ずっと見てなかったやつ。
やっと見た。というか見れた。

ソーラ・バーチのあのいけすかないふてぶてしい態度が最高。
であんなファッションしちゃうんだからたまんない。
極めつけはあの着衣巨乳。
卑怯だ。実に。

ブシェミとの友達以上恋人未満とかどうでもいい。
こんなおなごはどこにおるんや。

あれやな。ちゃんと高校生の時に見るべきやったな。