2012年8月28日火曜日

「ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ」

ずっと見たかったやつ。
知り合いがくれたので早速観た。

と思ったら既視感が拭えなかったので、過去に見たのだろうか。
それとも抽象的な美術に陶酔していただけなんだろうか。
あの金閣寺のシーンは、この映画だったのか!と感動した。
大学以前、真夜中にやっていた気がする。

自分は馬鹿なのでほとんどの場合小説を読んでも作家の美意識に直結しないんだけど、映画化されてやっとテーマや世界観に気付くことができる。
それは映像作家の個性を省いたところに存在するので、それほど作家の作家性というものは強大なんだろう。

やはりこう言う美術に自分は弱い。
あとなんと言っても音楽が素晴らしかった。

「美しくなろうという男の意志は女とは違って、必ず、死への意志なのだ」
名言。

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