画像は関係者の方のTwitterから拝借。
演出は飴屋法水さん。
その界隈ではとても有名な方らしい。
その方の手法として、演劇を通して自己・または大きく人間、その他様々もの…の存在の所以を”描こうとして”いる、方、なのか?
その辺は初ということで私の口から説明しきれないのですが。
おそらく原作に書かれているであろう子供二人のやり取りの合間に、原作者が役者として登場し、途中演出家がインタビューしてきてこの作品の本質を暴き出そうとする。
こういう演劇は話にしか聞いていなかったので、とてもとても面白かった。
ただ、今回に関して言えば、演出者という神が、とても傲慢に見えてしまった。
この作品を教えてくれた方に聞くと、前回は演出者本人を暴き出すものであったそうで、そちらも観たかった。
時間的な問題なのか、アトリエの周りはシャッター街。
すごいのは、背景がそれ。
帰宅途中のサラリーマンやOL、近所のおっさんや家族が通る通る。
現実が舞台なのか、舞台に現実が入り込んでしまったのか。
映画とはまた違った現実と物語の境界線の壊し方にはっとさせられた。
原作買おうと思ったけど売り切れていた。残念。
ここで買わなかったら今後も買うことはないと思うので、とても大きな何かを逃したのかもしれない。
逃していないのかもしれない。
今回演劇について初めて書いたので、いつかもう一度「第三の証言」を観て、感想を書きたい。
7/20追記:
原作を読んだ。
かなり脚色していると思われる。
両方、構成を理解しようとするとかなり難しいので、雰囲気を味わうので精一杯だった。
ラストは言いようものない鳥肌が立った。
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