見た映画の記録・感想。基本的に妄想です。
ベネディクト16世がアンソニーホプキンスだなんて最高。回想シーンは説教くさくてつまんなかった。
観覧車のシーンめっちゃ良かった。
何度見てもあの祈祷師のシーンが最高。日本でライブやらないかな。
この手の映画の音楽は数十年進化していない。
と思ったら十年以上前の映画だった。「万引き家族」より古いのか。
最後まで通して見たのは中学以来。映画のヒロイン像はこの宮崎あおいからずっと止まっている。ずっと泣いてた。
「ジョー・ブラックをよろしく」が死を受け入れる映画であれば、こちらは生を受け入れる映画。ポル・ウナ・カベサのシーンは泣いた。ジョン・ダニエル使いたい。
ヒッチコックに謝れ
とてつもない映画だった。カフカの映像化としては賛否あるらしいが、ハネケの「城」など比較にならない。コンピュータールームから弁護士の部屋への場面転換はワクワクしたし、モダンなビル群と巨大な石像に囲まれた古い建築物のコントラストも秀逸。後半の疾走シーンは真似したくなる。フェリーニや「マザー!」のような圧縮された迷宮。
スリ女の古い女性像に吐き気を催していたが、トリックスターのポジションだと気づいて納得した。しかし今度はその女に入れ込むイーサンに説得力を感じられず幻滅。更年期障害は映画を見るのも一苦労。