2010年6月17日木曜日

「告白」

劇場:バルト9
時間:夜
人数:きっちり満席

夜八時以降開始で、言っても公開から二週間ほど経ってるのに満席ってのが凄い。
カップルか女同士しか居なく、一人で行って今年一番の後悔を覚えた。
「二列で並んで下さーい」って完全に拷問だろ。

で、感想は面白かった。
「松子」と「パコ」は大嫌いで、「下妻」は深キョンかわいいから好き、くらいだったのだけど、今回は素晴らしかった。
兎に角映像が綺麗。
次のシナリオでやりたいと思ってたこと全部されてた。
松たか子の素晴らしい演技も感動した。
あと、みずほに萌えた。
うんうんって頷きながら見た。
唐突に死んだ描写が出てきたとき興奮した。

でも内容はあイタタ過ぎる話。
あと音楽多すぎ。
原作読んで結構無音のイメージがあったので、もうちょっと静かでもいいんじゃないかと思った。
レディオヘッドじゃなくても別にいい感じだし。

周りが「リリィシュシュ」の代だっただけに、次の若手の代は「告白」世代になりそう、と思った。
「エンター・ザ・ボイド」と悩むとこですが、とりあえず今年二位。

「アインマン2」

見ました。
でもちょっと不順で、本編を1、2、3と分けると、1→3→2という順番で見た。
モナコシーンは面白かった。
いつの間にか勝手にレースに出てるとか。

でも個人的にこの映画を楽しむ要素は2つ、アクションとスタークと秘書の関係、なのですが、後者が1に比べて断然つまらなくなってた。
ショック。
なのでアイアンマンじゃなくても良かった映画。

2010年6月15日火曜日

「狂い咲きサンダーロード」

借りていた石井聰亙BOXを見るか、違う人に借りていた塚本晋也BOXを見るか迷った挙句、とりあえず過去作品を一から見ているこっちにした。
てかどっちも大差無い。

で、感想。
面白かった。
前半あれだけどんちゃん騒ぎで、後半どんな凄いの持ってくるんだろうと思ったら、「皆殺しじゃー!」て。
笑った。

あとセリフも面白かった。
「おれ低血やから朝弱いって言っとろうが!」とか。
何弁かは詳しく覚えてないけど。
これくらいやらないとダメなんですね。

あとこれ見た後だったら某サークルをもっと楽しめたのかもしれない。
思春期に見てもんもんしたい作品。

2010年6月10日木曜日

観たい映画 その4

これじゃ今年のベスト5が潤わないので、もっと観れるようにがんばろうと思う。

「ゆけゆけ二度目の処女」

とりあえずこのタイトルで観ておきたかった若松浩二のデビュー作。
確か。
でも16mmに金を払うのは少し気が引ける。

「2001年宇宙の旅」

午前十時の映画祭でやってくれる。
しかも日本一スクリーンのでかいらしいポンギの映画館で。
死ぬまでに絶対スクリーンで観たかったので予約してでも観てやる。

「告白」

大嫌いな監督だが今回は面白そう。
というか原作が面白かった。
一度ノエのお陰で見逃したので次は絶対観よう。

「私の優しくない先輩」

先輩に教えてもらった。
上と同じく川島海荷たんが出てるので観たい。

「ハロウィン2」

なんとロブゾンビが2作りよった。
これは期待。

「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」

うちの映画館にチラシ置いてあって脱糞しそうになった。
セルジュとジェーンがまた共演しとる。
観たい。
でもこういうタイトルだとまた黒縁眼鏡に細身の服着たエセお洒落さんが集まってきそうでやだ。

「インセプション」

あとタイトル忘れたけどディカプリオのイメージを操作する?映画も楽しみ。
なんか新作少ないけど意外と観たいの多いので安心した。
頑張って映画館に行こう。

追記:
「告白」には川島海荷出てないの?わけわかんね。
ちょっと見る気無くした…。

「ポーラX」爆音上映

劇場:吉祥寺バウスシアター
時間:夜
人数:立ち見が出るほど

まず劇場に行ってびっくりした。
お洒落なガールがいっぱい並んでいた。
ふざけるなって話です。
同じフランスの「エンター・ザ・ボイド」にはキモイ人しか集まらず、「ポーラX」になんでこんだけ集まるんだよってイライラした。
でも座れたので別にいいです。

内容はといえば、思ったより衝撃は薄かった。
「汚れた血」が素晴らしかっただけに、少しがっかりしてしまいました。
セリフに詩的な雰囲気を漂わせていたのであまりついていけず、じゃあタルコフスキーみたいに絵で押すのかといえば、といえばそうでもない。
綺麗な映画、としか印象に残りませんでした。
でも女性は綺麗だった。

「ボーイ・ミーツ・ガール」と「ポンヌフの恋人」を貸してもらったのでそっちに期待する。

2010年6月8日火曜日

「エンター・ザ・ボイド」

劇場:シネマスクエアとうきゅう
時間:夜
人数:キモイ人と同伴のみ

ギャスパー・ノエが新作を日本で撮ったってのは知ってたけどもう上映してるなんて知らなくて、「告白」見ようと携帯いじってたら普通に上映してたので、川島海荷ちゃんをほっぽりだして見に言った。

前半、ダーレン先生の「π」バリの衝撃のオープニングで平衡感覚失って、中盤、ノエ独特のダルい展開になって、後半、あの乱交ホテルに泣きそうになった。
相変わらずモラルのかけらもない映画なんだけど、兎に角映像が凄い。
「アバター」もいいけど、こっちも凄い。
頼むからこの観客の中に薬中がいて突然暴れだしたりしないでくれ、と思ったけど、ノエ見る人は社会では何も出来なさそうな人しかいない、と思い少し安心した。
歌舞伎町で歌舞伎町の映画を見るって面白い。

現在今年一位です。
「アレックス」の手法をこの作品で手堅いものにし、いずれは極めるんだろうな、と思うとほんとうに楽しみです。

今年見た映画で、やっと「面白かった」と胸を張って言える映画を見た。
頼むからブルーレイで出してください。
絶対買う。

現実か、幻覚か。なんていってるけど、もっと明確に別けられています。
そのテーマに沿って見ていると、展開がまた面白いです。

現在頭がくらくらするので明日は「ポーラX」でお口直ししてきます。

「エヴァンゲリオン 破」

BOX出るまで待とうと思っていたけど、ついブルーレイを衝動買いしてしまった。
やってもた。

でも泣きそうなくらい面白かった。
テレビシリーズから見てる人はカタルシスが半端ないのではないだろうか。

でも「エンター・ザ・ボイド」見た後だから、見た直後の感想は忘れてしまった。
面白いことには違いありません。

ちなみに特典フィルムはマリだった。
しかもオープニングのヘルメット被った。
ちょっと微妙。

2010年6月2日水曜日

「マイ・ブラザー」

もうすぐ公開の本作。
予告編のナタリーポーマンに泣きそうになったので見たかったやつ。

ちょっと期待してただけに何も無い映画だった。
ガス・ヴァン・サントくらい何も無い映画。
何も無い、という言い方には語弊があるかもしれないけど、簡単に言うと、映画内でまったく何も解決しない映画。
でもナタリーポートマンの演技は素晴らしくて、幼女の私わかってますよ的演技はいらいらした。
幼女が父親に「死んだらよかったのに!」と叫ぶシーンは噴出しそうになった。
ちょっと笑ってはいけない状況だったから我慢したが。
つまり「告発のとき」見たほうが何倍もいいってことです。

「吸血少女対少女フランケン」

ハンブルクで本当に見ようと思ってたのはこっち。
でも時間合わなかった。
だから即行見た。

川村ゆきえの演技が酷い。
酷すぎて、でもそこが可愛いからいい。
内容は、今までこういうシリーズ何本か見たけどその中でもダントツに面白かった。
東京タワーの決戦は伝説になると思う。
自分の中で同じ括りの「お姉チャンバラ THE MOVIE」をついに越えた。
でも編集がちょっと変だったから、男の子のNは後から足したのかなと思った。
でもそんなのいい。
ゆっきーに噛まれたい。

「巨乳ドラゴン 温泉ゾンビvsストリッパー5 3D」

ハンブルクのB-MOVIEで鑑賞。
ドイツでのタイトルは「BIG TITS ZOMBIE 3D」
今年は自分の以外一本しか見れなかった。
しかも一部3D上映。
あえて3Dには触れません。

シナリオに悩んでる時期だからか、凄く手本になった。
こうなって、こうなって、ああじゃあ次はこうなるよね、って頷きながら見た。
良く出来てる。
青井そらのおっぱいに血しぶきが飛び散るシーンの無駄なスローとか感動した。
面白かった。