第二回目。
今年は去年ほどは濃くなかったように思う。
ベスト5
1:「エンター・ザ・ボイド」
中途半端に好きだったギャスパー・ノエが、リンチ先生やホドロスキーのように魅力を振りまいてくれた作品。もうすぐブルーレイが届く!
2:「キックアス」
日本公開を首を長くして待っていた本作。
ヒットガールのために童貞を守ろうと思う。
3:「ノスタルジア」
本来なら「該当なし」だったのですが、無理やり順位をつけてみた。
なので再上映作品。
4以降:「告白」「インセプション」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」「私の優しくない先輩」「ティンカーベルと月の石」「隣の家の少女」etc...
この辺りになるともう順位をつけられません。
今年は本当に個人的に不作な年。
というかその時の感想忘れた。
ワースト5
1:「パラノーマル・アクティビティ」
今年の不燃ゴミ。
悲しくなった。
2:「かいじゅうたちのいるところ」
怒りを覚えた。
意味がわからなかった。
3:「白いリボン」
こちらも無理やり順位に入れた。
決して面白くないわけではないけど、期待した自分に怒りを覚えた。
4:「ポーラX」
再上映作品。
「汚れた血」が素晴らしすぎて期待しすぎた。
5:「隣の家の少女」
これは複雑な気持ち。
原作くらいやってほしかった。
でもいい映画。
来年こそはもっと映画を見れるように頑張る。
2010年12月31日金曜日
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
「崖の上のポニョ」以来だろうか、真面目な感想を書こうと思う。
一部の映画をよく見る人の大半が見る前から文句を言いそうな本作。
以下、そういう人々への苛立ちも込めて感想。
個人的にかなり楽しめた。
原作レイプとか主演の演技とかシナリオとか、そりゃいろいろ駄目な部分はある。
でもエンターテイメント映画としてどこにそんなに不満があるのか疑問。
個人的に一番感動したのは、木村拓哉が重大な選択を迫られ、数人の犠牲を出してしまい、その流れで黒木メイサとキスするシーン。
それにくりそつなのが「トランスフォーマー リベンジ」で一人暮らしを始める主人公とバンブルビーの別れシーン。
ちょっと感動的に描いといて、ミーガン・フォックスが登場、そのままキスしてラブラブシーンに。
あれ?なにこのマイケル・ベイ節!と大爆笑したのですが、ヤマトのそのシーンは完全に一致していて、これをさらりとやってのけたのに感動した。
あとラブシーンの瞬間のワープとか、木村拓哉のハリウッド映画の主人公ばりのリーダーシップ発揮感とか、正にハリウッドの王道SF映画を手本に制作したとしか思えない素晴らしい出来だった。
原作を基に、いろいろな制約を乗り越えて二時間内でちゃんと楽しめる映画になっていた。
CGも日本映画にしては素晴らしく、最後に「監督・VFX」とクレジットされたのも頷けた。
でもカット割り?編集?が追いついていなかったのが残念。
自分も含め日本人で「トランスフォーマー」とか「アイアンマン」を面白いと言う人はいっぱいいる。でもハリウッド映画は既に死んだと言うアメリカ人も少なくない。
「ヤマト」は正にその逆なんじゃないかと思った。
海外の人が見るとそれなりに楽しめる映画だと思う。
木村拓哉や、過去の拍子抜けさせられた大作達、字幕ではなく母国語、など様々なフィルタがかかったせいで素直に見ることは出来ないだろうし、それも仕方ないと思う。
でもそのフィルタを外して見ると、意外と楽しめる映画は過去にもいっぱいあるんじゃないかと思った。
これを第一歩に、もっと面白い映画をいっぱい作ってほしい。
最後に一つだけ。
エンディングのエアロスミスだけはコーヒー噴出しそうになった。
2010年12月26日日曜日
2010年12月24日金曜日
2010年12月23日木曜日
2010年12月17日金曜日
「帰ってきた女必殺拳」
2だと思って見終わって、最後予告編見てたら「第三弾!!」って出て唖然とした。
「女必殺拳 危機一髪」が2だった…。
相変わらず素晴らしいんだけど、1に比べると面白くなかった。
でもやっぱり志穂美悦子さんは美しい。
一番幸せな時間はシナリオとか一段落着いてこういう映画を見ているときだと気付いた。
2010年12月16日木曜日
2010年12月5日日曜日
「白いリボン」
時間:夕方
人数:満席
久々に映画館で鑑賞。
公開日、ふらーと行ったら満席だったので、今日の分の一番いい席を買っておいた。
因みにハネケは「ファニーゲーム」「ファニーゲームUS」「隠された記憶」「ピアニスト」と、最近のやつしか見ていない。
第一次世界大戦寸前のドイツのある村、一つの事件をきっかけに次々と事件が起きていく。
この辺はなんとも「ベルクマイスター・ハーモニー」のようで、村自体がどんどん不穏に包まれていく。
根本的に違うのは、「ベルクマイスター」ではその原因が鯨だったけども、「白いリボン」ではその村の、と言うか、当時の教育により子供達が…みたいなこと。
その点テーマの、”人間に潜む闇”的なものは内部に原因があることでより際立っていた。
「隠された記憶」と同様犯人探しは放置プレイで、で戦争が始まりましたとさ、ってあっさりかたずけられた。
なんというか、意外とあっさりしていた。
とりあえず良かったのはクララ萌え。
あの死んだ目と妙に大人びた雰囲気の少女が鳥を殺すシーンはフェチズムを感じた。
あと現代のモノクロの映画って音だけ妙に綺麗だから変な気分になる。
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