2011年2月20日日曜日

「RED」

劇場:バルト9

真っ向なアクション映画の劇場鑑賞は久々。

逆探知させて実はお前の家ー!とか楽しめたけど、なんか突っ込みどころ多すぎた。
モーガン・フリーマンの死とか”外さない”はずのおばさん銃で狙う精度の低さとか。
ヒロインの微妙さとか。

でもおじさんたちは頑張ってた。
モーガン・フリーマンは笑い方一つに深みがあった。
あとマルコビッチのお蔭でなんとか楽しめた感じがある。

あとバルト9で映画見ると毎回思うのは、フォーカスが綺麗。

「告白」

二度目の鑑賞。
去年の劇場で鑑賞した邦画作品一位は「スペースバトルシップ・ヤマト」のはずだったのですが、二度目見てやっぱりこっちかもって思った。

兎にも角にも松たか子が凄い。
何かで、常識やモラルなど関係ない個人の倫理観がぶつかる映画、とあったのだけど、これが日本のアカデミー賞を取るってすごいな、と思った。
こればっかりは無名な監督ではなく、ある程度名前を売った監督のお蔭だと思う。
まあ日本のアカデミー賞に権威なんてものは無いと思うので、せめてアメリカの外国語映画賞は取ってほしい。

子供にキャンディーを貰ってからの松たか子の嗚咽で失禁し、最後の鬼の形相で脱糞した。
あの演技だけは毎回泣きそうになる。
しかも「どっかーん!」とか「なーんてね」とか、つぼもちゃんと抑えつつ。
この映画に松さんがいなかったらと思うと怖い。
五割くらい支えているんじゃないでしょうか。

あと爆発シーンも良かった。
あのクオリティを普通に出来るようになったら日本もアクション映画撮れるんじゃないかと思った。

一つ思ったのは、「下妻物語」いいこれといい、女優の力がでかいなと思った。
配役、演出ありきなんだろうけど。

「ゾンビランド」

あまりゾンビ映画は見ないのですが、ふと見てみると面白かった。
たぶん「ファイナル・ディスティネーション」見たいなノリだったからではないかと思う。
あと、「ソーシャルネットワーク」の男の子に好感が持てたのもあり、楽しめた。

トゥインキー食べたくなった。

「ローラーガールズ・ダイアリー」

なんかいろいろと見たのだけれど、何を見たか覚えてないので順不同でつらつらと。

これもバイト中にちらちら見ながら、ドリュー・バリモア普通の映画撮ったなーとか思っていたけど、ちゃんと見たら面白かった。

ちょっと背伸びしたい時期の女の子のシンデレラストーリー。
相変わらず親からしたらとんでもない選択肢で、最後は和解、というお約束なんだけど、主人公の女の子と、個性豊かなメンバーのお蔭でだれることなく楽しめた。
とくにドリュー・バリモアの抜けた感じの演技がつぼにはまった。

「ウォーターボーイズ」とかが好きな人は是非。

2011年2月14日月曜日

「GANTZ」

劇場:バルト9

昔「サイキック青年団」の漫画紹介コーナーで紹介されて以来、あまり漫画を読まない自分も気になっていた漫画、の映画化。
「もうね、わけわかんないんですよ!ネギ星人がっ!」と息荒げに説明していたのが、「松村がね、最近自分の腹が邪魔でオナニーできないって相談してきたんですよ!」ていう話と共に頭から離れなかった。
原作は途中までは読んだ。

予想と裏腹にグロ描写が多かった。
エロは控えめだった。
原作者は乳揺れの描写の革命を起した人らしいので残念。
よく考えると乳揺れ描写の革命を起こすって凄い。

あと、いつまでたっても”仮面ライダーの変身中は攻撃されない”問題は解決されないのだな、と思った。
あと走るシーンとかもフィックスかパンが多くて、追えよ!って思った。
あと原作独特のちょっと引きで小さい人間達が飛んだり跳ねたりして「わー!」とか言ってる絵図をどう表現してるのかな、と思ったけど、表現する気もなさそうだったのが残念。

でも決して面白くない訳ではなく、ちゃんと楽しめました。

これとか「ヤマト実写」とかを見ると、日本映画のCGによる逆襲が始まった…と願いたい。
多分ハリウッドの90'~くらいなんだろうけど。
期待してます。

2011年2月9日水曜日

「冷たい熱帯魚」

劇場:テアトル新宿

やっと見た。
「愛のむきだし」のお蔭か、平日の朝でも超満員。

面白かったんだけど、テンションが高すぎて、しかもそのテンションで監督に説教されてるような気がして途中からしらけてしまった。

隣の、多分自分より若いカップルが仲良く爆笑していて羨ましかった。
あと「六月の蛇」の人がエロ過ぎて泣きそうになった。

「8 1/2」

フェリーニの最高傑作。
といっても悲しいことに、他に「道」「そして船は行く」 しか見ていない。
「バージンブルース」の中古がいくら探しても見当たらないので、こっちにした。

映画監督の苦悩が、周りの台詞によって素晴らしく表現されている。
要求の弾丸に撃たれ、美女に恋をし、子供時代を思い出し、いつしか映画が自分の手を離れてゆき、制作発表の場で自殺する。
そして最後はみんな手を繋いで踊りだす。

制作側の気持ちなんて微塵もわからなかった高校時代に比べ、少なからず感じるものはあった。
映画って、ただ物事の羅列に過ぎないのだなと思った。

「ナイト&デイ」

大好きな「バニラスカイ」コンビの再共演。
面白かった。
キャメロン・ディアスが老けててちょっと寂しくなった。
あとこのトム・クルーズのキャラを見てると、制作側のギャグなんじゃないかと思った。

なんにせよ、めちゃくちゃ笑った。

2011年2月3日木曜日

「ソーシャル・ネットワーク」

劇場:バルト9

パニックルーム以降の作風はあんまり好きじゃないけど、「ファイト・クラブ」以来心を突き動かされた気がする。

正しいとか正しくないとかじゃなく、自分の野望をどう実現するか。
そこに損得を考えない、ある意味で無常な考え故に彼はどんどん仲間を失っていくのだけれど、それでもフェイスブックを更新し続ける姿勢に何かしら希望を感じた。

あと広告はいらない、と一貫した考えに共感した。

とりあえず自分は、次本気で頑張ろうと思ったのでした。

「ピンクフラミンゴ」

カルト映画好きと自称するなら「ピンクフラミンゴ」くらいでぐうの音をあげてちゃダメだと思うのですが、今朝見たときちょっときつかった。
年のせいか病み上がりのせいかはわかりませんが情けない。
鶏セックスとかラストの犬の糞とかちょっと気分悪くなった。

続けて流してみた「お姉チャンバラ THE MOVIE」のゾンビですらあまりいい思いをしなかったので、多分病み上がりのせいでしょう。

朝っぱらから笑って気分悪くなった。

2011年2月2日水曜日

「女性上位時代」

恥ずかしながらやっと見た本作。
高校のときから観ようと思う映画の中に常にあったのに、今更。

未亡人が知らなかった夫の性癖を知ってしまい、ビッチになっていく映画。
泣ける。

カトリーヌ・スパークだっけ、主演の人可愛かった。
DVDほしい。

「ベストキッド」

いろいろと酷かった。
ジャッキー・チェンって寡黙な役だと何も面白くないのね。

2011年2月1日火曜日

「セレンディピティ」

ただのご都合主義な映画だっけど泣いた。
これを気に運命を信じようと思う。

「アウトレイジ」

相変わらず自分には面白いのか面白くないのか良くわからなかった。
「アキレスと亀」を超えるものを作ってほしい。