日常を魔法に変えてしまうような監督、マルティン・シュリークの作品。
年を重ねると共に、この映画の良さがわかっていく気がする。
真面目な父と放浪息子の和解が、一人の女の子を通して描かれる。
すっごい寓話的なんだけど、それを一つの庭、季節によって移り変わる木々だけでやってしまうのが凄い。
しかもここだ!っていう時に素晴らしい絵を作りあげるのが素晴らしい。
この監督は本当に魔法が使えるのかもしれないって思うくらい。
チェコのヤン・シュワンクマイエルと、スロヴァキアのマルティン・シュリーク。
高校時代の自分は知らず知らず東欧に憧れていたみたい。
今度はスロヴァキアへ行ってみたい。
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