二年くらい前からいつだいつだと騒いでたけど、やっと見れた!!
感無量!!
作風的には「サンタサングレ」よりでしょうか。
あの父から継がれる「強さ」が前作同様印象的だった。
相変わらず動物を出しまくって殺しまくって、やってる事はえげつないんだけど、印象としてはとてもコミカル。
シーンの終わりに毎回オチを持ってくるのも印象的だった。
そしてホドロフスキー自身が出てきて、子供のホドロフスキーの自殺を止めるところはとても美しかった。
真逆をやってしまった!悔いはないが!
スターリンに取り憑かれた父は独裁的に主人公に生き方を教え、神を信じる母は歌声と溢れんばかりの母性で愛してくれた。
年をとってそれらを俯瞰でみると、それぞれ道は違えど共通するのはやっぱり愛なんだなと。
ただ自分の脳みそではいろいろと追いきれなかったので、全然理解できていない。
ラストシーンの映像は覚えているが、台詞は入ってこなかった。
舞台挨拶、いろいろと帰りたくなったけど、壇上で奥様とでれでれしているホドロフスキーが見れて、生きていて良かったと思った。
「ホーリーマウンテン」がなかったらさゆりを撮ってなかっただろうし、大学にすらいってなかったかもしれない。
あの全体的に白かったホドロフスキーを目に焼き付けた、いい夜だった。
兎に角死にもの狂いで叫びたいのは、
「犬が仮装してる世界でなんか生きたくない!!」
0 件のコメント:
コメントを投稿