劇場:新宿武蔵野館
続けて鑑賞したので、2のほうが印象に残っている。
1に比べてかなり濃かった印象でもある。
SMのくだりはとても面白かったし、そしてあのシーン…。
「私を泣かせてください」が流れ、窓の外には雪…、お母ちゃんが性欲を満たしている最中、子供がベランダに…。
もう鳥肌立ちまくり、叫ぼうと思ったけど隣の女性に引かれないために叫ばなかった。
そして子供が助かった時は、映画表現の可能性を改めて感じた。
違う結末を描くなんて卑怯!
テーマ的にもかなり「アンチクライスト」と似ていたんじゃないだろうか。
これはVol.1だったかもしれないけど、少女時代に見た幻覚とかすごい寓話的で面白かった。
それにしてもラスト、あの終わり方は過去作と比べてかなり作風変わったのかと。
まるでジョン・ウォーターズ映画を見ているのかと思った。
とても下品にオチをつけたらこうなんだろうな…、と思っていたら正にそうなって笑った。
ラース・フォン・トリアーの映画愛に溢れた大傑作!
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