2015年3月1日日曜日

「アンダーグラウンド」

惜しくも劇場で見ていなかった作品。
再上映は今は亡きシアターNだったのか。

恐らくクストリッツァ作品は初めて。
かなり古い映画だと思っていたら95年だった。

ユーゴスラビアの第二次大戦〜内戦までを、これでもかというくらい陽気な喜劇にした170分の一大叙事詩。
「エレニの帰郷」と通じる、国を失った人々の物語。
とにかく歌って踊ってみんな死んでいく。
なんなのこれ。
なんかもう凄過ぎていろいろ思い出せないのでまた見ようと思う。
ここ数年の初見映画の中で、最も価値のある一本に入ってしまった。

ラストシーンは「8 1/2」や「田園に死す」並みの衝撃。
そのシーンだけでも一見の価値あり。

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