「第七の封印」より遥かにドラマ的で主演の演技と相俟ってとても美しい映画。
彼の息子の考えに共感した。
人はいつの時代でも「こんな時代に子供を産むべきか否か」を考え続けて生きていくのでしょう。
そのくだりからの、若者の花束の演出は神がかっていた。
たぶんリンチ先生の「ストレイト・ストーリー」はこれをやりたかったのでしょう。
架空の老人の人生を垣間見させる、普遍性のあるドラマに、夢など少量の抽象的描写が素晴らしいバランスで調合されている大傑作。
多分年をとればとるほど愛おしい作品になっていくに違いない。
この勢いなら寝ずにいける!とデレク・ジャーマンの「BLUE」を鑑賞初めて20分で寝てしまったのはまた別の話…。
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