紹介された…ような気がして鑑賞。
ずっと教授の部屋が舞台なのですが、そこへうるさい若者たちやよく喋る鳥が勝手に住み着き、静寂を侵していく。
ガキがいきなり部屋で3P始めたらそりゃ怒るわ!
この豪華絢爛な内装は、人間の脳内賛歌なのでしょうか。
それとも監督自身のそれか。
どんどん老人の居場所がなくなっていく様は、フェリーニにも共通している気がする。
そう考えるとホドロフスキーのオレオレ感はすごい。
ちなみに”豪華絢爛”という言葉はヴィスコンティで覚えた。
間借り人の足音の下り、そしてあのラストシーンはとても素晴らしい。
「叫びとささやき」みたいに、とても味わいのあるシーンだった。
これにもクラウディア・カルディナーレが出ていたが、やっぱり若い頃の彼女が見たい。
次は「山猫」を観よう。
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