ドキュメンタリーとフィクションが混ざり合い、神話のミューズと現実の女の境目が無くなっていく。
現実の女たちは男目線の一方的な重荷を逸脱しようと模索するが、皮肉にも結局自分は愛する人の唯一のミューズだと信じて男を奪い合う。
…というのは多分男目線だからであって、そもそも女目線からするとミューズ?なんじゃそりゃ。そんなの男が勝手に作った妄想でしょ?こっちはただ男を取り合ってるだけなんだけど。むしろ皮肉なのは勝手に幻想を作り上げてる男の方でしょ。という感想になるのか。
女性の意見が聞きたい。
「神曲」のヴェアトリーチェを柱に、神話、ミューズ、性、欲望…などの討論が繰り広げられる。
この討論はガチの授業らしい。
こんな楽しそうな授業はいったいどこでやっているのか!
こういう映画は監督の性別にとても左右されてしまうと思うので、女性が撮ったものを観てみたい。
エコーとナルキッソス。
勉強になった。
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