2018年5月11日金曜日

「女の都」

32歳はこの映画と共に幕を明けました。
フェリーニと黒澤明は観終わるのがもったいなくて、年に一本くらいのペースで進んでいる。

目眩く表現力にただただ放心状態で流されていき、最後は絶望すら覚えました。
とんでもなく男性軽視ではじまり、とんでもなく女性軽視で終わる。文字通り。

とりあえず、巨根博士の部屋は最高。
大真面目に大金かけてあんなシーンを作っちゃうフェリーニは天才だと思いました。

この映画でフェリーニは、「老いた」って言われたらしい。
これで!?
今上映されている映画で、これより凄い作品は何本あるのか。
バカ言っちゃいけませんよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿