2015年5月30日土曜日

「ザ・トライブ」

劇場:ユーロスペース

全編手話のみ、台詞、字幕なし。という本作。
面白かったけど、もっと上品な映画なのかと思っていたら、意外とエンタメ映画だった。

すごく重要なのは、耳が聞こえない人たちが、”問題提議”ではなく、”エンタメの要素”として存在していること。
監督はそのあたりしたたかな方なのだろう。
「おそいひと」は観ていなけど、比較すると面白そう。

それもこれも全てラストシーンのおかげなんだけど、そのラストのおかげで今までの不安要素が全て決定付けられてしまう。
あ、この映画の見方はこっちなのね、という感じ。
個人的には(ラース・フォン・)トリアー映画と呼んでおります。

でも意外に楽しんだつもり。

そういや最初に英語とともに字幕で「この映画は字幕が存在しない〜」って出てきたけど、いやいきなりでてきたやん。ってつっこんだ。

「プラチナデータ」

タイトルが絡むどんでん返しは観ていて心地い。

正直二重人格ネタの部分がよくわからなかった。

2015年5月12日火曜日

「ベイマックス」

ディズニーの新作。

面白かった。
ディズニーは尺のせいで、もう最後の戦いか、と思ってしまう。
物足りないくらいがちょうどいいということで。

「ゴーン・ガール」

フィンチャーの新作。
女性視点になるくらいまでめちゃくちゃ面白かったけど、そのあとの展開で少し萎えてしまった。
が、やっぱり完成度は凄かった。

オープニングクレジット、とてもシンプルなんだけど、でもものすごく工夫されていて素晴らしかった。

タイトルがどうしても気になる。
夫婦の話でなので、wifeやwomanになると思うんだけど、girl。
スラング的なものなのか、本質が隠れているのか。
英語全くわからないのでわかりません!

2015年5月10日日曜日

「フューリー」

こちらもなんだかなぁという印象。
観始めて戦争版の「トレーニング・デイ」だ!と期待していたら、ドイツ女との恋愛あたりからなんじゃこりゃ…と。

最後の動かない戦車に篭っての戦いは、「主人公は弾に当たらない問題」が酷すぎて笑うしかありませんでした。
悲しい。

「インタースティラー」

二度目の鑑賞。
劇場で観たときよりも、ストーリーはある程度理解できたんじゃないでしょうか。

何も考えずに観る分にはめちゃくちゃおもしろいんだけど、せっかくすごい人たちを巻き込んで事実考証してるんだから、もっと何年もかけて上を目指して欲しかった。
監督がしたいのはそこじゃないにしても。
10年、20年後は「コンタクト」らへんの扱いの映画になりそうな気がする。

「相対性理論はこの際置いとこう!」というセリフが全てを集約していると思う。

「フランク」

恐らく予告も見ていなかった。
のでかなり楽しめた。
意外と豪華なキャストで、マギー・ギレンホールのキャラは、「セシル・ビー・ザ・シネマ・ウォーズ」の「ヤギのおしっこおおお!!!!」と被ってとても嬉しかった。

話しはフランクというカリスマと、それを取り巻く人々のお話。
「王の道が〜」みたいな曲はかっこよすぎて脱糞しそうだった。

最後はあっさりすぎる感が否めないが。
てかこれ実話だったのか…。