2011年11月29日火曜日

「デビル」

「エアベンダー」で残り僅かだったファンまでも失った崖っぷちのM・ナイト・シャマランのプロデュース作品らしい。
環境的に見るしかないので見た。

さすがシャマランが手を出してないだけあってちゃんとしてた。
最終的に悪魔がとり憑いていた人間が出てきたとき、「SAW」の1のラストに似た驚きを味わえた。
こいつだったの?と、こえー!が同時に来た。
面白かった。

でも一つだけ。
よく覚えてないのだけれど、あのメキシコ人?はなんの宗教だったのだろう。
たしかキリスト教では悪魔は人間を悪の道に陥れるのが目的だったはず。
ということはもともと悪いことをしている主人公達を陥れる意味がない。
そこだけ疑問に思った。
この設定はアメリカ人にすんなり受け入れられるのだろうか。

後一つ、ペンくらいは持っとけよ。

「ファンタスティック Mr.FOX」

これも少し劇場で見たかったやつ。
ウェス・アンダーソンというのが少し引っかかって結局見なかった。

絵本?原作のストップモーションアニメ。
人間対狐という構図で、人間がちょっと悪者っぽく描かれるのですが、これ悪いのは完全に狐じゃないでしょうか。
まあいいや。ウェス・アンダーソンだし。

それとネズミがやたら大きいこと以外は面白かった。

2011年11月28日月曜日

「ミスター・ノーバディ」

結局劇場で見れなかった本作。
やっと見た。

人類最後の”死ぬ人間”ニモの人生が描かれるのだが、いろんな女性、いろんな職業、いろんな出来事が同時進行で描かれどれが本当なのかわからない。
いろんなドラマが生まれ消えていく。
このシナリオと演出と技術と編集は本当に凄い。
混乱することなく、時系列を捉えられるし、ラストもちゃんとしてた。
映画の素晴らしさが詰められていた。

あとなにより良かったのは、いろんな表現方法をやりまくっていたところ。
あんだけいっぱい詰め込んで、しかしちゃんとストーリーに上手く絡ませているところが凄い。
シーンの繋ぎ目で遊ぶのは個人的に大好きなので良かった。

こんな映画を作れたら悔いは残らないと思う。
もっかい見よう。

追記:
そういや音楽良かった。
「ミスター・サンドマン」よく使われるなー。

2011年11月26日土曜日

「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」

前作までと変わって、「シカゴ」の監督。

アクションが酷かった。
良い意味でのどたばたが、悪い意味でのどたばたになってた。
残念。

でも人魚の登場シーンは素晴らしかった。
あんな人魚に見つめられたい。
初めてちゃんとした人魚を見た気がする。

2011年11月16日水曜日

「シンディにおまかせ」

「ブラックスワン」で偽ブラックスワンを演じたミラ・クニスのラブコメ。
つい借りてしまった。

いたって普通ラブコメなんだけど、ラストの壮大なギャグは爆笑した。
これを笑いにするってどんだけ不謹慎やねん!と。

彼女はラブコメには向かないかな。

「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」

試写会にて鑑賞。

地味に昔タンタンファンで、しかもスピルバーグとピーター・ジャクソンが組んだと聞いて見ないわけがありません!
で、知り合いが試写会の券を貰ったこともあり見た。

オープニングクレジットからストーリーの序盤、なんかいまひとつ乗り切れないなーと思っていたらアクションシーンになったあたりからどんどん面白くなって目が離せなくなった。
さすがこのコンビ、どこかインディージョーンズを見ているような感じだった。

3つめの船の争奪戦は必見です。
あんなに心躍ったのは久しぶり。

いい意味で何も残らない映画。
面白かった!
シリーズ化を激しく求めます。

子供たち喜んでた。
おっさんたち寝てた。

2011年11月15日火曜日

「RED LINE」

あまり名前を聞かない本作。
ここ最近気になっていたので早速見た。

とりあえずオマージュがいっぱい。
スターウォーズとか、ナルトとか。
あとなんと言ってもスーパーボインズが最高。
あのルックスと声と歌と踊りが見れただけでもういい。

内容は多分面白かったと思う。

2011年11月4日金曜日

「聖獣学園」

タイトルや表紙をよく目にする本作。
そろそろ見ようと思って見た。

お約束のおばさん(さそりのライバルやってる人)も出てきて楽しめた。
そしてあの踏み絵のシーンは素晴らしかった!
キリストを踏む代わりにおしっこをかけるって!!

それにしてもこういう映画のキリスト教批判は凄いな。
司祭様が悪に走ったのも、というか神を信じるのも原爆に被爆したせい…。
見習おう。

2011年11月1日火曜日

「わらの犬」

最近やたらこのタイトルを耳にするなーと思ったら「冷たい熱帯魚」の仕業だったのか。

村に引っ越してきた夫婦があんなことされてこんなことされて復讐する話。
ダンスティン・ホフマン費弱すぎやろと思っていたら最後まであんまり強そうに見えなかった。
でも文系が切れたら怖いんだぞ!って狂気っぽさが凄かった。
演技上手いなー。

しかもリメイクまでされるらしい!
それ聞いて「ファニーゲーム」を思い出した。
でもやっぱりこの頃のザラついたフィルムの質感も一役買っていると思う。
「ファニーゲーム」はそれが無くなっちゃった記憶がある。

興味深いのは大人しい主人公は煙草ばすばす吸ってて、鬼畜な村人たちは酒ばっかり飲んでるところ!
いい映画だった。

追記:
編集が凄かった。
こんなのやっちゃっていいんだって思った。