2019年6月30日日曜日

「ミスエデュケーション」

キリスト教の施設に入れられたレズビアンの話。
ゲイの男の子が聖書を引用して先生に反発するシーンの高揚感がとても良かった。

それにしても最近はいわゆるLGBT(もしくはLGBTQIA+?)映画が多すぎる。
自由や均等化を目指すのはいいことですが、今の時代にあえて映画でこのテーマに真剣に取り組んでいる人たちはごく少数なのでしょう。
お金出ちゃうからしかたないね。

「ブラックパンサー」

なぜかエンドゲームの後に見ました。

未見のまま菊地成孔の論評(本人はピエロ評を呼んでいるが)だけ読んでいたので、映画そのものを純粋に楽しめるわけがなく、結局この映画は何がしたいんだ?という感想しか残らなかった。
原作ってどうなっているんだろう。

てか完全なカット繋ぎのミスがあったよ!
左手をあげたら右手になってた。
編集が気づかないわけないと思うんだが…。

2019年6月28日金曜日

「少女邂逅」

リリイシュシュやん!

女子二人のプラトニックな関係という意味で言えば、かずみで自分がやりたかった完成系。
ただ、台詞の不自然さや説明的な部分がけっこう辛く、これじゃダメなんだなと再認識してしまった。
序盤の神経引っ張り出すとこまでは最高だったんだけどな。

”この感じ”が好きなのは痛いほどわかるが、こういう台詞をやるなら「あの子が海辺で踊ってる」くらい劇的に演出したほうがまだ受け入れられる気がする。

あとあのお父さんはダメだろ。
急にその辺にいそうなお父さんが出てきたせいで、一気に神秘性が薄れた。

と、いろいろ思うことはありますが、初期衝動的作品をここまでの完成度に仕上げたのは素晴らしいし、もっと若い頃に見ていたら多分はまっていたと思う。

2019年6月21日金曜日

「ハウス・ジャック・ビルド」

劇場:バルト9

夜中とはいえ始まって一週間も経っていないのに客は10人程度。
大丈夫かこれ、と思っていたけど予想以上の大傑作でございました!!

死体を一気に車で引きずるところで大爆発し、なんでトリアーは良くも悪くもこうなってしまったのだろうと考えていたところ、ちらちらと匂わせる会話にかすかな絶望という希望を抱きつつ、予想通りの◯◯の家でほら見たことかと憤死しかけたところ、まさかのウェルギリウス登場でこっちは天にも上る気分でございました!
巡るのは地獄!こっちは天国!

そこからはもう羨ましいやらかっこいいやらで、完璧に作り込まれた映像とドキュメンタリー映像とスタジオセットが入り乱れ、でもジャックは絶対に天国いけないしどうすんのよこれ!と思っていたら唐突なあのラスト!!
だから言ったやん!二つ上で済んでたのに!

古典文学すら一発ギャグ扱いにしてしまうトリアー監督に、タル・ベーラもびっくりのポップなアンチクライスト精神を見ることができ、わたくしのここ数日の鬱は吹っ飛びました!
ありがとうトリアー!!
映画って素晴らしい!!

2019年6月16日日曜日

「お嬢さん」

ずっと爆笑していた。
「箪笥」を観たときの感覚に近く、とても心地の良い世界観。
江戸川乱歩みたいな。
日本人役を日本人がやっていたらもっと最高だったのに。

「ひでたうちゅくちさでごじゃいます!!」
名言。

2019年6月8日土曜日

「止められるか、俺たちを」

若松監督映画全然見てないなー。
「17歳の風景 少年は何を見たのか」「キャタピラー」くらいか。

ゴールデン街で悔しそうに飲む感じにとても共感し、ピンク浦島太郎のくだりで笑った。

そして吉積めぐみのウイスキーを飲む「ゴクリ」という音が耳から離れない。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」

劇場:ピカデリー新宿

面白かったけどついていけないところもちらほら。
ラストのまとめ方に「トランスフォーマー」を感じて萎えてしまった。

でもアイアンマンがあーなちゃうとこはうるっときました。
全部見て楽しみたいけど、多分見ない。

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

劇場:TOHOシネマズ新宿

寝たわ!
もっかい行くわ!