2026年9月7日月曜日
「東京画」
ヴェンダースは何年ぶりか。
彼の作家性が一体どういうものだったのかもはや記憶にないが、バブル期の東京を撮っても何か陰鬱な空気が漂っていた。
騒がしく、擬似や模倣で溢れた街や人々にカメラを向けて、必死に小津の影を探す旅。
「タモリ倶楽部」のオープニングが流れた時の共感性羞恥。
「東京タワーの頂上で、友人ヘルツォークと会う」
2026年9月5日土曜日
「テナント/恐怖を借りた男」
確か「ブラックスワン」が参考にしていたと言うことで鑑賞。
オープニングでポランスキーだと判明して歓喜。
おまけに主演もポランスキー。これは不安。
じっとりとした風景は黒沢清のようで、良い雰囲気のままラストまで。
美少女出てきたと思ったらエヴァ・イオネスコだった。
主人公がおかしくなっていく過程が丁寧で参考になる。
アロノフスキーに通じるものがたくさんあったので、大好きなんだろう。
そして「ブラックスワン」はこの転落劇を見事に作り替えている。
劇場で「ブラックスワン」を見たときと同様、最後は拍手しました。
素晴らしいホラー。
2026年8月31日月曜日
「カミュなんて知らない」
嫌な日本映画を見た感じ。
いろんな嫌なものがギュッと詰まっていた。
吉川ひなのが出ているだけでこの映画は信用できないと思ってしまったが勘は当たる。
苦痛と共に過ごす二時間。
日本映画がダメになったという会話があるが、この映画がその一旦を担っている。
表層的で衒学的で陳腐。
おまけに構成が露悪的。
自分の中で映画は最後さえ良ければいいと言う概念が崩れた。
くだらなく見えるシーンでも何かに反射させて撮ればごまかせる、という学び。
「映画が終わったら殴るかもしれないけど」
2026年8月30日日曜日
2026年8月29日土曜日
2026年8月27日木曜日
「ザ・レイド GOKUDO」
ストーリーがしっかりしてしまったので良さは半減してしまったが、非道なアクションは健在。
前作の最強の敵役もちょっとだけ出てきた。
しかし豪華日本人キャストなのに誰一人強烈な印象を残せていない。
最後までなんもしない。
おまけに吹き替えもない。
任侠シーン撮りたかっただけやん。
2026年8月24日月曜日
「テオレマ」
そういや最近劇場でやっていたと思い。
パゾリーニの現代劇。
若い頃のテレンス・スタンプがイケメン。
オープニングのセリフが全てなのだろうが、難しく解釈していたようで、途中から見方を変えた。
途中で出てきた透明のアクリルに描いた線画が真似したくなる。
一家がおかしくなっていく過程は面白かったが、みんな規律を守って狂っていくように見えて、不安定さがなくワクワクしなかった。
ブルジョワジーの空虚さを表していると言う理屈であれば、まあわからなくもないが…。
二本続けてラストが同じモチーフだった。
今年の目標は、「ソドムの市」と「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」を見返すこと。
2026年8月22日土曜日
2026年8月21日金曜日
「キングダム エクソダス〈脱出〉」
もっとぶっ飛んんでるのかと思ったら意外とちゃんと続編をやってくれていた!
パンクマンになって帰ってきたクロウスホイ。
目ん玉くり抜くのも良かったし性行同意書の展開はめっちゃ笑った。
時々出てくるトンネルが積善館のトンネルと瓜二つ。
トイレに事務所を構えるスウェーデンの弁護士。
最近のSNSの7分間無常力になると言うミームはここからきてるの?
ダウン症の二人は亡くなってしまったのだろうか…。
ヘルマーの出生の独白には今年一番笑ったかもしれない。
そしてなんと言っても沼から生えるビッグブラザーが素晴らしかった!
しかし全シーズンを通して終始断片的で、悪趣味な悪ノリドラマだったな。
無理に全てを解決しない姿勢がいい!
ありがとうトリアー。
2026年8月19日水曜日
2026年8月18日火曜日
2026年8月17日月曜日
「キングダム シーズン2」
デンマーク語が小人の逆再生語に聞こえる。
ダウン症の二人の音楽は逆再生。
デンマークとスウェーデン、誰も救われないギャグ。
悪魔の子と母の愛。
おかげでうんこ浮いてるか確認するようになった。
「なぜ幽霊はわかりやすく話さないの…」
2026年8月14日金曜日
2026年8月12日水曜日
「キングダム シーズン1」
やっと見れた!
まっさらな状態で「ツイン・ピークス」を見たような感覚。
神秘主義とコメディの様式美をこんなにもしっかりとトリアーがやっていたなんて。
二人の接点を感じられて感無量。
ヘルマーの毎朝ホイールを隠す日課と、夜祖国へ向けての愛とデンマーク人への悪口を叫ぶ姿に毎度もらい泣きした。
ハイチ人をビンタしたのはデカすぎて勃起してると思ったってこと?
シーズン1のベストシーン。泣くほど笑わせていただきました。
タキシードを着たトリアーがうざいが、この人はデンマークのヒーローだったんだな。
まだ続きがある!
2026年8月11日火曜日
「ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦」
トリアーが同じデンマークの巨匠に過去作品のセルフリメイクを5パターン撮らせるというもの。
関係性がよくわからないので、二人の感情を探りながら見ないといけないのだが、ただならぬ空気が漂っているのは確か。
ボンベイ編はあれで成功でいいんじゃないだろうか。
彼が自分の経験した出来事を深くは語らず、「この世で一番悲惨な場所」として現地の人たちを背景に置くことで、彼のレイシズムが露呈した良いシーンだったと思う。
最後は予定調和のようなラストで残念。
2026年8月10日月曜日
2026年8月5日水曜日
2026年8月4日火曜日
「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」
「ザ・レイド」を九龍城でやった香港アクション。
見たかったのは九龍城が一丸となって戦う姿だったのに、戦争になると住民たちはまったく出てこない。
窓からひょいと武器を渡すシーンとか見たかった。
なんか一人ずっとパンツかぶってるやつがいた。
サモ・ハンはさすがにスタントっぽい。
2026年8月3日月曜日
2026年8月1日土曜日
2026年7月29日水曜日
2026年7月28日火曜日
「VIDEOPHOBIA」
モノクロなのでずっと見ていられる。
表紙の化け物が暴れる映画だと思っていたら全然違った。
引きとして、ポスターにしたのは正解なのだろうが。
誤解を恐れずに言うと、クラブシーンは簡単に手を出す物ではない。
久しぶりにセックスシーンを見たが、最近ニュースで司会者が「映画にセックスシーンって必要ですか?」と言っていたのを思い出した。
映画を何やと思っとんねん。
主語でかすぎるやろ。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」
めっちゃおもしろかった!
徹底して既視感のある盛り上がりを並べてる序盤はもはや芸術。
地球外生命体との邂逅以降の展開も「インタースティラー」と違って悪役を作らないのがいい。
いろんなSF映画のオマージュも楽しめたし、最初に見つかるのが生物ではなくファージなのもSF感あっていい。
宇宙写真で蛍光の緑ってあまりみたことないのだが、あの星はどういう元素でできていたのか。
未知の生命を地球に持ち帰ったはいいものの、今後扱いきれずに繁殖して大惨事になる未来しか見えない。
だってこれから餌がいっぱい到来するんだよ?
2026年7月24日金曜日
「ラッキー・ガイ」
「少林サッカー2」があると聞いて。
笑えるとこはいっぱいあるんだけど、とんでも設定がないと物語を引っ張れない印象。
「食神」が至高。
クレしんとちびまるこが延々と出てきて冷や冷やした。
まじで著作権の概念ないな。
2026年7月23日木曜日
2026年7月21日火曜日
「ブレインストーム」
多分二度目の鑑賞。
数々の有名SF映画の視覚効果をしてきたダグラス・トランプルの監督作品。
父親は「オズの魔法使い」の特撮の人らしい。
クリストファー・ウォーケンが主演の時点でもうワクワク。
ライト兄弟の話が出てくるところはギーク感があってとてもいい。
記憶は均等に並んだ泡で表現されている。
感覚を転送する装置を開発→研究者が心臓発作で死ぬ瞬間を記録→それを体験、という展開が完璧。
「メビウス」の男根のロードムービーくらい綺麗で気持ちいい。
関係ないが、「アルタード・ステイツ」って監督ケン・ラッセルだったのか。
2026年7月19日日曜日
「ファイアbyルブタン」
音楽はリンチ先生。
各所に挿入される、女体が宇宙船となって星々の間を進んでいくカットはリンチ感もあって良かった。
星の動きを参考にする。
そういえば本場のバーレスクの踊り子のフラミンゴ芸をもう一度見たい。
2026年7月14日火曜日
「虹の世界のサトコ」
ポセイドンの娘が可愛い。
ロジャー・コーマンはシンドバッドとしてアメリカで公開したらしい。
脚色したのはコッポラらしい。
2026年7月13日月曜日
「トリコロール/赤の愛」
テーマは博愛。
登場人物の顔と関係性がよくわからなかったので途中から二つの話が進行していると気づいた。
老人の家で夕日が入るシーンや、スタンドライトをつけるシーンなど光の描写が秀逸。
人物の顔には照明によって常に陰影が付けられている。
最後のシーンは三部作を締めくくる素晴らしいラスト。
当分は見返さないだろうが、生まれた国の精神性を表現したいときにまた見返すかもしれない。
「石はピアノの上に」
2026年7月10日金曜日
「トリコロール/白の愛」
ケェシロフスキ二本目。
国からの要請で撮った三部作らしい。
ポーランドに帰ったシーンの音楽の入れ方は真似したくなるほどかっこいい。
男性から女性への復讐って構図あんまり見ないから新鮮。
勃起無双映画。
手話のくだり、最後以外であった?
何言ってるのかわからなかったから調べてようやく理解した。
あまり好みではなかったが、倦怠期の夫婦を経験してからもう一度見たい。
2026年7月9日木曜日
「スパイダーマン:スパイダーバース」
中毒症状のように目が離せなくなる、ドパガキ用アニメーション。
映像表現は素晴らしく、AI動画時代を匂わせるような表現もちらほら。
ペニー・パーカーはゴリゴリの萌えアニメで登場してほしかった。
エンディングはホワイト・ストライプスの四次元版?
エンドロールだけでいいのでもう一度劇場で見たい。
2026年7月8日水曜日
「ハムレット」
1996年。
ケネス・ブラナーに四時間も使うのは気が重かったが、「ハムレット」の台詞を全て使っていると知り、期待を込めて。
映像より台詞に注意が行き、次々飛び出す絢爛な表現に「ふふっ」と微笑んでいると、四時間があっという間だった。
ラストも今まで描かれていなかったラスト。
こっちの方が原作に近いってこと?
めちゃくちゃ回想入れまくってたのに、なぜかオフィーリアの溺死は台詞のみだった。
インターミッション前の演説シーンは格好良過ぎて笑ってしまう。
あと要所要所で編集が変。
この人ってシェイクスピアばっかりやってる人なのか。
少しずつ見ていこう。

















































