2012年4月25日水曜日

「インモータルズ」

劇場で見ようと思ってたけど結局見れなかった。

ターセムの新作で、しかも予告編であんな1カット見せられたらそりゃ期待も膨らみます。
ただ「300」のチームということで、変わり映えしなかったら嫌だな、と思っていたらやっぱり変わり映えしなかった。

ビジュアルはかっこいいけど、「落下の王国」の雰囲気を求めていた自分にはちょっと残念だった。
アクションはかっこよすぎたけど。

最後まで誰が何をしたいのかよくわからなかった。
弓どうなってん。

それにしても「落下の王国」ってタイトルセンスありすぎやな。

「ランゴ」

映画館で見たらもう少し楽しめたのかもしれない。
カメレオンの自分探しの旅なんて誰も見たくない。

2012年4月19日木曜日

「バトルシップ」

劇場:ワーナーマイカル加古川

そういえば予告で心踊ったワンカット、巨大な砲弾をぶっぱなすシーン。
あれはよく考えたらこの映画の超見せ場だったのね。

浅野忠信が活躍するシーンは「サンシャイン2057」の時みたいにテンション上がった。
でもいつの間にか船長が戻っていたような気がする。
なにかしらやりとりが必要な気が。

序盤、ちょっとびっくりするくらい面白くなくて、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」みたいだし最近こんな映画ばっかりだなーと思っていたら、中盤から急激に面白くなっていった。

最初で述べた超見せ場も馬鹿すぎて泣きそうなくらい笑った。

浅野ファンってこういう映画はあまり好きそうじゃないイメージがあるんだけど、この映画はどうとらえるんだろう。

やっぱり世界は馬鹿じゃないと救えない。
エイリアンも馬鹿っぽかったが。

2012年4月10日火曜日

「マリリン 7日間の恋」

劇場:バルト9

大好きなマリリン・モンローのお話。
と言っても、映画の中だけしか知らないので、彼女の性格など全く知らなかった。

助監サードと大女優の恋の物語。
ただし、その恋愛はマリリンが映画の役をやりきるため必要不可欠であり、そんなことにも気付かず主人公の青年はどっぷりと浸かっていた…ハズなんだろうけど、映画では意外と深入りしなかった。
美談やね。

この女優さん、別にそっくりって訳じゃないんだけど、ふと見せる仕草がマリリン・モンローだった。
旦那と喧嘩して階段で泣いているカットに鳥肌が立った。

最後のマリリンの台詞「Love」が、翻訳で「恋」と訳されていたことになにかしら意図が伝わった気がしないでもない。

去年の「ゲンスプールと女たち」と言い、特別なにかあるわけでもないんだけど、見ていてとても心地よく、いい気分に浸れる映画。

2012年3月24日土曜日

「メランコリア」

劇場:新宿武蔵野館

ラース・フォン・トリアーの新作。
今日までだったのと、前売りを頂いたので即行見に行った。

何より、あのキルステン・ダンストの顔も見たくないと言って、ずっと手で顔を覆うおじいさんに感動した。
この人にこんなユーモアが残っていたとは。
あと新入社員の男の子とか。
笑った。

個人的には彼の作品の中でベストな作品でした。
「アンチクライスト」の映像美をカラーで、しかも世界の終わりを絡めて描くなんて卑怯です。
前作はこの作品のパイロット版だったと信じたい。

それに加え、キルステン・ダンストのクソビッチぶりが素晴らしかった。
まあ鬱病なんですが。
実体験のせいか演出が輝きまくっていた。
見てていらいらするんだけど、よくよく考えてみると自分にも近しいところはある気がして、ふと感情移入してしまう。
普段、こういう人間ばかりの映画は嫌悪感しか抱かないのですが、なぜか説得力や寓話的要素も加わりすんなり受け入れることができた。
鬱病の人が鬱病を撮るとこんなにも面白くなってしまうのかと感動した。

あと惑星の描写は至高。
去年のワースト1の監督が、今年ベスト1になってしまいそうで怖い。

2012年3月13日火曜日

「モールス」

「ぼくのエリ~」のリメイク。

最後のプールの大虐殺のシーン、オリジナルが印象的だったので、どんな風に描いてくるんだろうと思ったら、案外フツーだった。

クロエ・モレッツとこのポスターセンス以外、リメイクする必要性を感じなかった。
いつポニョのテーマソングが流れてくるかドキドキしてたのにやっぱり流れなかった。

2012年2月28日火曜日

「未来惑星ザルドス」

「ザールドース!」
ホドロフスキーみたいな予告編を見せられたらそりゃ見ます。

二百年後の未来、死にたくても死ねない人種と、獣人と呼ばれる人種の対立。
自分が「家畜人ヤプー」を読んだときイメージした映像でした。
素晴らしかった。

自分の大好きな要素がいっぱい。
実験的映像表現や美女らや不老不死ゆえに死を求めるエデンの人々や。
しかも”ザルドス”の語源を映画で説明しちゃうし。
ラストもかっこいい。

天才になれなかった人のイメージの爆発。
いや、よくわかりませんが。
もう一回ゆっくり見よう。

「猿の惑星:創世記」

やっと見た。

面白かったんだけど、特に前半ずっといらいらした。
猿に感情移入させたいんだろうけど、出てくる人間出てくる人間みんな糞で、悲しいを通り越して怒りを覚えた。
なんといっても主人公が一番糞。

でも猿の最初の一言は感動した!
あとロケットのニュースはここからあるんだと思った。

あと、自分勝手なアメリカ人の主人公の奥さんがインド系?には意味があるのでしょうか。

エピソードでいえば1なのでしょうが、スターウォーズみたいに古い順に見なきゃいけない作品。

2012年2月20日月曜日

「ニーチェの馬」

劇場:イメージフォーラム

最初に断っていおくのは寝たということ。
「サタンタンゴ」「倫敦から来た男」と同じく、少しでも眠気があるともうだめ。寝ちゃう。
その点「ベルクマイスター・ハーモニー」は何故か見れる気がする。

それを踏まえての感想。
いつにも増して絵の説得力が凄まじかった。
そりゃあんなロケ地見つけた日には天にも昇る気分でしょう。
奇跡としか言いようがない映像だった。

最初、殺伐としたストーリー展開に、駄作としか思えなかった。
であの予告にも出てくるハゲの男の台詞が面白すぎて、しかも自分の考えも同調できて、もしかしたらやっぱり傑作なのかもって思った。
で、またたるくなってうとうとを繰り返していた。

ただラストは鳥肌が立った。
あの終わり方は相当な覚悟、この場合最後の作品にする、という覚悟がないと撮れないと思った。
あんなに無駄を一切省いた世界の終わり(映画の真理としては逆?)なんて見たことがない。
あのラストの映画的な面白さは涙が出そうだった。

一つ言いたいのは、これがわからないから自分は馬鹿なんだと思ってしまうのは避けたい。
作ってる側も結局馬鹿なんだから。
たぶん監督自身も人間としての自分の無能さに失望しているように思う。

調べてみると、タル・ベーラはこう言ったらしい。
「神はこのクソみたいな世界を6日間で創ったわけですが、この作品では世界が逆行してく6日間を描いたのです」
まさか…あの娘が読んでいたのは聖書の内容とは真逆のものだったのか…!?
その辺うとうとしてたからよくわからない。

読み返してわかるように混乱している。

2012年2月18日土曜日

「ベティ・ペイジ」

ベティ・ペイジの映画。2000年入ってからの映画なのに、媚びずにモノクロなのが良かった。
グレッチェン・モル意外と可愛かった。

今宣教師かなんかで、モデルを辞めた理由が、「神がもうモデルをしなくていいと言われたから」らしい。
イイネ!押しとく。


「水で書かれた物語」

吉田喜重×岡田茉莉子四本目。

相変わらず素晴らしい照明と奇抜なカメラワーク。
しっかり緻密に描いといて、ここぞというシーンで身の毛もよだつ演出が素晴らしい。
マザコンvsビッチが、結局調和されていくのかと思ったらそうでもなかった。

確か「情炎」の時にも書いたけど、女性の肌の艶っぽさが秀逸。
そろそろ岡田茉莉子さんにはまってきた気がする。

「狂気の行方」

リンチ×ヘルツォークとくれば期待も高まる!
しかもウィリアム・デフォーとクロエ・セヴェニー!
日本題はダサいけど、原題は「息子よ、息子よ、なんてことをしたのだ」!
それってとっても「胎児よ、胎児よ、なぜ踊る~」!

ひとっつも面白くなかった!

2012年2月15日水曜日

「ゴーストライター」

全く知らなかったポランスキーの新作。

面白かった。
謎が少しずつ繋がっていく過程が恐ろしく面白い。
オープニングの布石や写真と会話の内容の差など、ドキドキした。
ナビの過去の登録について行くのも良かった。

あと誰かのレビューを読んで気づいたんだけど、飛行機から降りるピアース・ブロスナンの目線のカット。
あのカットにとんでもない意図があったとは。
見習わなきゃ。

ポランスキー作品はあまり見れていないのですが、「ローズマリーの赤ちゃん」から40年後にこんな素晴らしい作品を撮れるって凄い。
80歳らしい。
もう一本くらいサスペンスを撮ってから死んでほしい。

「アイドルを探せ」

フランスのアイドルたちがいっぱい出ている映画。

シルビィ・バルタンあほみたいに可愛かった。
一瞬フランスギャルがいるのに浮気しかけた。

まあそんなのはどうでもよくて、こういうドタバタ?コメディってほんと面白い。
傑作。

バルタンとギャルは同時期だったのね。
ギャルといいバルタンといいバルドーといい、フランスってどうかしてる。

2012年2月14日火曜日

「スリーピング・ビューティー」

エミリー・ブラウニングと素晴らしいテーマときたらそりゃ見ます。
原案は川端康成の「眠れる美女」という作品が元らしい。
それを隠しているらしい。

彼女を裸にさせて、もっと話題だけの映画と思っていら、意外と淡々としていた。
というか、???という演出がいくつもあった。
と思って調べてみたら、なるほど、女性監督だったのか。
その?の部分は女性監督映画を見たときに自分が受ける感覚だった。

それはいいんだけどただ一つ、フィックスでじっと電話とかしているシーンで、監督が不安になって「ちょっとこういうのやってみようか」ってやらしちゃった演出は全部いらないと思う。

最後のオチは意外と良かった。
隠しカメラとの相性は流れ的にどうかと思ったけど、噛む度になにかしら味が出てくるような気がしないでもない。