劇場:シネマ・ロサ
石井隆先生の新作。
今年は新作が二本も公開されるということで、高まる期待の中一本目を鑑賞。
が、こんなはずじゃなかった。
シーンが変わるごとにただ乳を揉み陰毛を撫でる主人公。
だらだらと続くあまりにも酷すぎる演出の二人の不器用な恋。
前半のズーレーカップルとの逃走劇は面白かったのに。
ストーリーは金子修介の「いたずらロリータ。うしろからバージン」。
なのでピンク映画として観る分には楽しめる。
でも「人が人を愛する事のどうしようもなさ」を撮った監督として観ると、いろいろと哀しくなってしまった。
一緒に行った女性も、「ピンク映画だったね〜」と。
違う。違うんだ。そうだけどそうじゃないんだ。
石井監督の良さはエロスだけじゃないんだ…。
次の「甘い鞭」に期待する!
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