2015年5月30日土曜日

「ザ・トライブ」

劇場:ユーロスペース

全編手話のみ、台詞、字幕なし。という本作。
面白かったけど、もっと上品な映画なのかと思っていたら、意外とエンタメ映画だった。

すごく重要なのは、耳が聞こえない人たちが、”問題提議”ではなく、”エンタメの要素”として存在していること。
監督はそのあたりしたたかな方なのだろう。
「おそいひと」は観ていなけど、比較すると面白そう。

それもこれも全てラストシーンのおかげなんだけど、そのラストのおかげで今までの不安要素が全て決定付けられてしまう。
あ、この映画の見方はこっちなのね、という感じ。
個人的には(ラース・フォン・)トリアー映画と呼んでおります。

でも意外に楽しんだつもり。

そういや最初に英語とともに字幕で「この映画は字幕が存在しない〜」って出てきたけど、いやいきなりでてきたやん。ってつっこんだ。

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