去年の総括。
ひどく劇場で観れていない年でした。
その数9本!
しかも4本は再上映なので、新作は5本です。
もうめんどくさいので、新旧問わずベスト9で。
1「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
唯一2回見た去年の最高傑作。
そりゃみんな一位だわ!
趣味、趣向を通り越して最高のエンタメを提供してくれたジョージ・ミラーに感謝!
2「フルスタリョフ、車を!」
ゲルマン特集にて。
やっと観れたタイトルがかっこいい映画群の一つ。
自分の理解できないところで転がっていく物語や演出たち。
ロシア映画の中毒性が詰め込まれた映画だった。
ただもう一回観ろ言われたら心構えが必要。
3「神々のたそがれ」
ゲルマン新作。
ワンカットワンカットの圧倒的な絵の暴力にひたすら殴られ続ける三時間。
ただ、自分の期待と違った作品であったのも事実。
キャッチコピーがムカつく。
てか今アップリンクでやってるのか。
4「トライブ」
この辺までは真面目に劇場へ行こうとしていたのにな…。
良くも悪くも期待を裏切られた映画。
最後の最後で、観方を間違った!と後悔した。
5「ワイルドスピード SKY MISSION」
さようなら主演の人。
映画の最後に出る「みんな安全運転しろよ!」というコピーを身体を張って教えてくれた人だった。
かっこよすぎるぜ!
6「戦争のない20日間」
ゲルマン特集にて。
「フルスタリョフ、車を!」「神々のたそがれ」に比べるととても普通の印象。
走ってくる女の子はとても印象に残った。
7「道中の点検」
ゲルマン特集にて。
正直あんまり記憶にない。
8「わが友イワン・ラプシン」
ゲルマン特集にて。
正直あんまり記憶にない。
9「ハッピーランディング」
失礼ながら最下位に入れさせていただきます。
これはあかん!
これはあかんでー!
ただ、家で鑑賞したものには忘れられないものが多い。
「アンダーグラウンド」で狂気の演出を目の当たりにし、
「野いちご」で老人の夢に入り込み、
「裸のランチ」でバッドトリップし、
「ドグラ・マグラ」でさらに戻ってくれなくなり、
「動くな、死ね、甦れ!」で童心に戻り、
「ソロモンの偽証 前篇・事件」で日本映画も捨てたもんじゃないなと思い、
「去年マリエンバートで」爆睡し、
「アポロンの地獄」で神話を旅し、
「薬指の標本」で深夜映画感の素晴らしさを思い出し、
「キングスマン」で大爆笑し、
「エル・スール」で大人のファンタジーに陶酔した。
なかなかいい年だった!
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