レフンの新作。
前作のイメージが良かっただけに、今回も期待を込めての鑑賞。
ホドロフスキーというより、リンチ的演出をとても感じた。
あの、何を考えているかわからない眼をした人たちの、無表情な会話が進行していく感じ。
女同士の妬み的なストーリーもドンピシャで、途中、カルト系魔女映画になってしまうのかとハラハラした。
ただあのラストは「ニンフォマニアック」を観た時の感想ととても似ていて、これをやるんじゃねーかと思ったら、本当にやられてしまう失望感があった。
小気味よく綺麗に落としこまれてしまい、物足りなさも感じてしまった。
何にせよ、「ドライブ」と「オンリー・ゴッド」の中間をいってくれたようで大満足でございます。
アーティストの写真集や、デザイン集にあるような一枚一枚の絵力に、殴られっぱなしの2時間だった。
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