2025年11月21日金曜日

「独裁者」

特定の人物への批判の仕方が、SNSのお笑いの切り抜きの範疇を超えていないシーンが多々あり、とても不愉快だった。
それとも現代のお笑いが成長していないだけなのか。
おかげで最後のフィクションという武器を使った素晴らしい演説にノイズが入った。

コインのシーンめっちゃ面白かったし、いろんな戦争映画の元ネタシーンを見つけられた。
アクシデントからのグダグダな間の使い方が多用されていてとても心地良い。
一人二役の伏線もちゃんと回収されていて大満足。

2025年11月19日水曜日

「ラビリンス/魔王の迷宮」

「ダーク・クリスタル」の制作陣。
手が顔になって話すシーンと騙し絵の美術が素晴らしかった。
ドアノッカーはCGなのか。動きがパペットを超えてた。
一瞬ナウシカの庭園的役割のシーンがあってワクワクした。

2025年11月17日月曜日

「CURE」


怒って取調室から退出させられる役所広司が可愛い。
ウェイトレスの食器の下げ方に爆笑した。

2025年11月16日日曜日

「ポゼッション」


1981年。
「ファニー・ゲーム」見てるのかと思った。
途中から女優が顔も行動も永野芽郁にしか見えなくなりノイズだったが、強烈な演出とアングルで最後まで高揚が収まらなかった。
難解さもリンチ味のあるちょうど良さで最高。
「悪童日記」に並んだ。
深夜のテレビで出会いたかった。

そういえば「シルバー・グローブ」を途中でやめていたので見ないと。

2025年11月15日土曜日

「断絶」

モンテ・ヘルマン。
車は走り続けるが、人も風景もずっと閉塞感の中にいる。
ジョーカーみたいに都度素性のストーリーを変える意味はなんだったのか。

衝撃のラストと無音のエンドロールは色々と考察すればいいのだろうが、今答えを出したくないという余裕。

2025年11月7日金曜日

「友だちのうちはどこ?」

前半はめちゃくちゃ面白かったが、中盤から非常に不快だった。
子供の話に一切聞く耳を持たない大人たち。
道案内のじじいも優しいのかと思いきや役立たずだし。
ただ素朴な日常に事件や展開を作るのはめちゃくちゃうまい。

おじいさんの台詞が最高。
「子供はいい子でも何か理由をつけて四日に一度殴れ!」

同じく大人vs子供の「悪童日記」は子供も非情だったから良かったのか。
それとも戦時下という背景が濁していたのか。
と書いていて、今「不思議の世界絵図」を見たら自分はどういう感想を持つのか気になった。
あっちはもっと暖かな話だったと思うが。

2025年11月5日水曜日

「悪童日記」

原作を読むまで見ないでおこうと思っていたが、いつまでたっても読めそうにないので鑑賞。
結果、今年見た映画の中でも最上位の傑作だった。
ワンシーンワンシーン目が離せない物語と、俳優の表情。
特におばあちゃんは素晴らしかった。
小説はこれよりすごいらしいので早急に読む。


2025年11月4日火曜日

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」

お疲れトム。
潜水艦シーンの緊迫感が2001年オマージュも併せて最高。
切り札で5Dのストレージが出てきたのも最高。
ただそれだとエンティティで続編作れてしまうという恐怖。

最後あのアホ女とくっついてないよね。
大丈夫だよね。

「アウトロー」

2025年11月2日日曜日