2012年10月19日金曜日

「君への誓い」

記憶喪失になった女はほんっとに都合よく、旦那と出会ってから結婚した現在までの記憶を無くしてしまう。
彼女は親と縁をきり、元彼と別れたんだけど、その頃の楽しい記憶しかないわけで…。

書いててイライラしてきた。
あれです。ただ泣かせるために書かれた、見る人を不快にしかさせないクソみたいな話。

ただ一つ救いがあるとしたら、珍しく女があんまりビッチじゃないところくらいでしょうか。

「バッド・ティーチャー」

あまり面白くなかったのは集中していなかったからか、それとキャメロン・ディアスが老けてしまったからなのか…。

とりあえずキャラがただただ嫌な感じだったので、”キャメロンのラブコメ”と一括りに出来なかった気がする。

ポスターはかっこいいんだけどね。

2012年10月10日水曜日

「ザ・ガーデン」

デレク・ジャーマンは初めて。
そういえば高校のとき、マルティン・シュリークの「ガーデン」と、この「ガーデン」を秤にかけて、最終的にジャケットでマルティン・シュリークを買ったんだった。

ここまでイメージだけで押されるとさすがに引く。
なんとなく言いたいことは分かるんだけど、一時間半はきつい。
こういうことがテーマなのかな…って気づいたときの小さな小さなカタルシスがいいのだろうか。

最後「もう死ぬ…」みたいなナレーションだったけど、この時からその予感があったのでしょうか。
「ブルー」を撮ったのは三年後らしい。

高校生の自分よ、お前は正しい選択をした。
いや、あの時見ていたらなにか感化されていたのかもしれませんが。

2012年10月6日土曜日

「美しき棘」

母を亡くした少女が路頭に迷う話。
レア・セドゥはやっぱり綺麗。
なんていうか、フランス映画!って感じがした。
あと女性監督らしさも。
美しい映画だった。

2012年9月17日月曜日

「GONIN」

石井隆先生。
竹中直人がキレキレで面白かった。
こういうノワールノワールした映画はこういうキャラが一人いるだけで急に面白くなる。

「アウトレイジ」にもこれくらいブッ飛んだキャラが一人いてくれたらなと思った。

「問題のない私たち」

タイトルは聞いたことがあるくらい。

連鎖していくいじめ、それはやがて教師にまで…。
構成が面白かった。
「告白」を低予算と凡才にした感じ。

2012年9月5日水曜日

「マイ・バック・ページ」

未だによくわかっていないのですが、学生運動って何が目的だったの?
よくわからないのが学生運動なんでしょうか。
面白くなかった。

2012年8月28日火曜日

「籠の中の乙女」

劇場:イメージフォーラム

一年半ほど前、ハンブルクの友達に、これ好きそうだねって言われてギリシャ語?の予告編を見せてもらったんけど、それから長い年月忘れており…。
予告見たとき、この映画か!ってなって早速見に行った。
前売りも三分の一くらいの値段で売られてたし…。

あんまり期待していなかったのですが、結構楽しめました。
「隣の家の少女」みたいな、精神的にくるやつかとある程度覚悟して行ったのですが、そんなことない!上質なブラックコメディだった。
シアターNじゃない理由が分かった。

あの犬のトレーナーの部屋とか最高だし、猫や、ガムテープでぐるぐる巻きにしたビデオテープや、上手すぎるクラシックギターや…。
極めつけは、祖父であるフランク・シナトラが流れ出して、オヤジがギリシャ語に翻訳していくところ…。涙が出そうだった。
でも笑ってる人いなくて、なんかいらいらした。

ラストはあっさりしすぎていたので、何か起きて欲しかった。

ハネケのような、「エコール」のような、そして「ムカデ人間」のような映画。
この監督さんの他の作品を見てみたい。

「ロストガール」

いい加減こういうエロい映画ですよ詐欺はやめてほしい。
クリステン・スチュワートの脱ぎ映画を期待していたら…まあそれなりに脱いでたか。

あれです。ただのヒューマンドラマ。
主演のデブの人意外と良かった。

「ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ」

ずっと見たかったやつ。
知り合いがくれたので早速観た。

と思ったら既視感が拭えなかったので、過去に見たのだろうか。
それとも抽象的な美術に陶酔していただけなんだろうか。
あの金閣寺のシーンは、この映画だったのか!と感動した。
大学以前、真夜中にやっていた気がする。

自分は馬鹿なのでほとんどの場合小説を読んでも作家の美意識に直結しないんだけど、映画化されてやっとテーマや世界観に気付くことができる。
それは映像作家の個性を省いたところに存在するので、それほど作家の作家性というものは強大なんだろう。

やはりこう言う美術に自分は弱い。
あとなんと言っても音楽が素晴らしかった。

「美しくなろうという男の意志は女とは違って、必ず、死への意志なのだ」
名言。

2012年8月27日月曜日

「ハーブアンドドロシー」

劇場で見れなかったやつ。

二人の質素なアートコレクターを通して、少しだけアートの見方も教えてくれるドキュメンタリー。
面白かった。

二人が何を見ても「いいね」「素晴らしいわ」としか言ってなかったところに疑問を持ったけど。
「これは嫌い」っていうカットもいれて欲しかった。

人生にこんなパートナーが欲しい。

2012年7月25日水曜日

「へルタースケルター」

劇場:池袋HUMAXシネマズ

今劇場でやってる、普段映画を観ない人たちが見る映画といえばこれじゃないでしょうか。

「さくらん」はDVDで見たのですが美術などビジュアル面しか印象に残っていない。

寺島しのぶの役どころと桃井かおりの演技の巧さ(演技じゃない?)にとても楽しめていたのですが、あの問題のシーンで全て冷めてしまった。

沢尻エリカ最後の見せ場の記者会見、完全に「ブラックスワン」だった。
「ブラックスワン」の完璧で美しすぎるあのシーンを、巧みさの微塵もなく、ただパクっただけのシーンに憤りを感じた。
OLが見てない映画ならパクっていいのか。
反省してほしい。

とりあえず寺島しのぶと桃井かおりに笑うだけの映画。

「スノーホワイト」

劇場:シネマサンシャイン池袋

白雪姫のアクション版で普通に楽しんでいたんだけど、シシ神様が出てきた瞬間もうパクリ映画にしか見えなくなった。
「ロード・オブ・ザ・リング」や「ジャンヌ・ダルク」やら…。

でも何も知らずに見たからクリステン・スチュアートで得した気分になった。
なので十分でございます。

2012年7月7日土曜日

「ファウスト」

劇場:銀座シネスイッチ

別にダーレン先生が「人生を変える映画だ!」って言ったところでもう流される歳でもないし、金獅子賞をとったからといって素晴らしい映画だと決めつけることもしません。

ただこれは2012年最高傑作でございました。

そりゃ自分はストーリーなんてついていけなかったし、哲学的な部分には触れてもいないんでしょう。
それでも2010年の「エンター・ザ・ボイド」のように、2011年の「ブラック・スワン」のように、この映画を観なければ触れることの無かったであろう感性というか衝撃があった。

あの日光に飛びかけた少女のアップは涙が出そうだったし、陰毛に顔を埋める青い映像、その後ろからゆっくりと近づいてくる死神たちのシーンはまるで「ノスフェラトゥ」のようだった。
川にぽちょーん!は卑怯すぎるし。

原作は自我も確立してないような高校時代に読んだので何にも覚えてないので、メフィストフェレスと呼ばれないあいつが悪魔なんて途中まで気づきもしなかったけどそんなことどうでもいいんです。
この完成度は人知を超えている。
魂の開放だ!!
ブルーレイ早く出ろ!

2012年7月2日月曜日

「ドラゴン・タトゥーの女」

なんなんだろうこの面白くなさは。
エスカレーターの戦い以外何一つ楽しめなかった。

でもラストの”孤独な女よ”感は良かった。

デヴィッド・フィンチャーはちょっとダークめな映画から離れすぎて感性が鈍ってるんじゃないだろうか。
それか原作がつまらなすぎるか。
劇場で見なくて良かった。