スコセッシのデジタル・リマスター版なのだろうか。
わからない。
「ブラックスワン」の基盤と囁かれる本作。
やっと観た。
凄まじい傑作だった。
本当に、凄まじかった。
二人の若き才能、作曲家♂とダンサー♀が「バレエとは、芸術とは、…宗教だ!」と息巻く団長の劇団に抜擢され、「赤い靴」で認められ、ごにょごにょ…。
要は、愛をとるか踊りをとるか、それとも…です。
中盤のバレエシーン。
バレエと映画の融合がさらに芸術性を高め、美しすぎた。
なんなんだあの映像は。
やりたい。
「赤い靴」に因んだあのラスト、赤い靴が勝手に踊り(かけ)だすシーン、そしてあの「サンセット大通り」に匹敵する表情に、自分は一生取り憑かれるんだろう。
この感動をどこにぶつければいいのか。
まだ鳥肌が立っている。
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