試写会にて。
個人的に「男たちの大和」的立ち位置なんだけど、これもなかなか楽しめました。
少し画面が遠かったからかCGの嘘臭さはあまりなかったし、ストーリーも面白かった。
「おれららの世代は愛してるッて言わねんだよ~」みたいなセリフのくだりもぐっときてしまった。
ただ、岡田が馬鹿すぎた。
特攻に行ってる子供を見て目が覚めてたけど、あれ最初から気づかないのが逆におかしいと思う。
自負の念を抱きながら、葛藤しながら上飛んでるんだったらわかるけど、なんかひょうひょうと上飛んでるのはなにか感情が欠落しているとしか思えない。
あそこまで感情を殺さないと戦争中にあんなことはできないんだろうけど。
それからの壁にズーンと寄りかかっているカットは吹き出してしまった。
あと現代パートの、合コンの部分が酷かった。
「特攻なんてださいよねー」みたいな会話してたけど、悪意ありすぎてちょっと悲しくなった。
後半、ロマンス部分になった瞬間、それまで寝ていたおばさまたちが食い入るように見始めていたのに笑った。
なんで試写会って、大半の人は寝てるんだろう。
映画好きたちにもっと譲ればいいのに。
何はともあれ、あの時代を生きた方々に囲まれて観たというのはいい体験だった。
それにしてもラストの現代に現れたゼロ戦と岡田はいらない。
「かぐや姫の物語」しかり。
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