劇場:ピカデリー新宿
山田洋次監督作品を劇場で観るのは初めて。
松たか子と黒木華といういい女優が共演している。
いいお茶!の下りが面白かった。
あの二人はめっちゃ笑った。
ワンシーンしか出てこなかったのが残念。
お年寄りばかりで、きゃっきゃ笑っていたのが良かった。
このばばあやけに演技上手いなと思ったら倍賞千恵子だった。
こんな人だったのか。
それにしても「永遠の0」も同じく、どうして回想式なのだろう。
過去の物語になったとたん劇中劇みたいに思えてなかなか入り込めない。
現代人が思う過去と、年寄りが実際に経験した過去の差分をやたら描きたがるけど、それが年寄りというものなのか。
「ストレイト・ストーリー」なんて回想シーン一つもないのに、主人公のじいちゃんの深みや経験値が見てとれるというのに。
古き良き時代をやりたいなら存分に浸れる映画を作ってほしい。
それを受け入れるだけの余地は若者にもあると思う。
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