初鑑賞。
結構辛かった。
設定は面白そうなのに。
2026年4月8日水曜日
2026年4月5日日曜日
「楽日」
ツァイ・ミンリャン。
どういう見方をすればいいか途方に暮れていたところ、唐突なトイレの長回しカットで、これ「リアリズムの宿」か!と思ったが全然違った。
後から調べると、娯楽映画に抗議をする芸術映画だと知って納得。
娯楽映画を上映する劇場にきた人々(見る人も、見てない人も)に焦点を当てており、モンタージュとしてカットは展開するが、物語としてはほとんど展開しない。
何もない長回しが続くだけ、と言ってもいい。
確かに娯楽映画は目まぐるしく展開していくが、見にきた人の物語は目まぐるしく展開したりしない。
それでもなぜか集中力が途切れなかった。
ラストシーンからのエンディングも良かった。
卒業制作の時、教授に「雨が印象的な中国だか台湾だかの監督」が好きなのか?と聞かれたが名前を失念していて、ずっと気になっていた。
この監督は雨が特徴的らしい。
他のも見てみよう。
「エンゼル・ハート」
じっとりとへばりつくグレージュのスーツ、トランペット、黒魔術。
「裸のランチ」的世界観でとても心地よかった。
ミステリー度合いも調度いい。
しかし謎の種明かしがほとんど台詞で片付けられたのが残念。
めちゃくちゃいいオチだっただけに。
例え若くてもシャーロット・ランプリングが出てくるだけで画面を直視できないほど怖い。
2026年4月2日木曜日
「カサノバ」
フェリーニ作品でティナ・オーモンがヒロインだと知って。
老若問わず女に奉仕すると言う献身的な男、カサノバの恋愛活劇!
そういえば最近日本にもそんな男がいたなと思いつつ。
一部「マンダレイ」的なシーンがあって良かった。
カサノバがどれだけ現代的なジェンダー論を語っても、女を含め誰も聞く耳を持たないという皮肉。
性病の親子に当たってしまい、欲望をみたせなかった嘆きのシーンと、終盤のセットが揺れまくる大乱行、そしてオペラへと続くシーンは圧倒。
母の登場シーンは「8 1/2」の娼婦と同じような印象。
結局カサノバさんは何をした人なのか。
素晴らしかった。
「瀉血です」
2026年3月29日日曜日
「アングスト/不安」
一時期話題になってたやつ。
不法侵入を繰り返し、女を見てはいたぶる妄想をし、それら異常な行動が、落ち着いた独白と合わさって妙に心地がいい。
同じオーストリアの「ファニーゲーム」は何を考えているのかわからない怖さだったが、これは殺人鬼にしっかりと寄り添った作り。
もっと荒削りな作品かと思っていたが、カメラワークは常にかっこよく、演出は丁寧。
音楽の立ち位置だけは最後まで考えていたがよくわからなかった。
中盤、一仕事終えた後の音楽のキメ感に笑った。
死体と一緒にいられると考えただけで興奮するシーンは最高。それを覗く犬も最高。
おばあちゃん役の人お疲れ様。
2026年3月27日金曜日
「ミッドナイト・スカイ」
知恵を絞らないサバイバル映画。
久しぶりになかなかのご都合主義映画を見た。
設定が面白かっただけに残念。
3Dプリンター感ある船内の美術は良かった。
今後デザインがもっとブラッシュアップされていくことを願う。
2026年3月24日火曜日
「トリコロール/青の愛」
初キェシロフスキ。
ずっと映像は美しく、唐突な音楽の演出は素晴らしかった。
シーン変わるのかと思ったら変わらない。
「ドニー・ダーコ」のある1シーンにずっと違和感を感じていたが、この映画のラストをやりたかったのかと自己解決した。
狂気のラストだった。
この物語の深部にフランスの歴史が絡んできそうで怖いが考えないでおく。
日の丸は、赤は博愛と活力、白は神聖と純血を表すらしい。
そういえばゴダールはリンチが嫌いらしい。
ゴダール嫌いのリンチ好きとしてはとても嬉しかった。
どうでもいいがフランス繋がりで。














