2011年12月25日日曜日

「小さな悪の華」

素晴らしいジャケに素晴らしいタイトル。
そして素晴らしい予告編ときたら内容も素晴らしいに違いないと思って購入。

主演の女の子二人がとても可愛い。
最近見た「乙女の祈り」と同じ事件が基になっているらしいのですが、どちらも主演は初演技らしい。
すごいなー。

ラストまでの主人公たちの心情の変化にいまいち乗り切れないんだけど、一度中断してしまったからでしょうか。
ただただ、少女たちの悪戯に見とれてしまう。
ゴスとかロリータとか、この辺の観念からくるのでしょうか。
なにやってもいいじゃない。だって可愛いんだもん。みたいな。
そういう格好するやつに限って可愛くないですが。

オープニングのほう、主人公の、ブロンドの友達の着替えを見ている時の表情が素晴らしかった。
最後まで見ると、このなんとも言えないズル賢いような表情の意味がわかる。
ああ、操ってたんだな、って。
でも結局それは物語の主軸ではなく、それに対する伏線なども一つもない。
それがまた怖い。

後半流れるHeard somebody sayという曲、本編では流れなかった。
残念。
この曲聞くと涙が出そうになる。
素晴らしい音楽。

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