2015年8月23日日曜日

「フェリーニのローマ」

途中でリタイアした「サテリコン」同様、敷居が高そうで観ていなかったが、ここ最近の精神的手持ち無沙汰に耐え切れず鑑賞。

もっとわけわからんの想像していたけど、意外とちゃんと観れた。
内容は想像通り混沌としていたが、その所以たるものがちゃんと描かれていて良かった。

歴史と近代文明が下品に融合し、その境界線の中を人々は生きている。
ラストシーンは、そしてこれからもこの遺跡の中で排気ガスを撒き散らしながらかっ飛ばしていくぜ!という無言の訴えのような、諦めのような、とても情緒的…な最後だった。

兎に角このポスターかっこよすぎ。

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