ディスク五枚、一枚三時間(五枚目だけは一時間) という「サタンタンゴ」のタル・ベーラもびっくりな時間で、ガチで人間関係が壊れていく様を淡々と記録した作品。
後半、もう荒川氏がダメなのか宮さんがダメなのかわからなくなるほど凄い。
個人的に「崖の上のポニョ」は”ジブリの中で”と言いたくないくらい愛してやまない作品なのですが、この荒川大先生がいなければもっと凄くなっていたかもしれない。
それだけが悔やまれる。
基本的に会話は、「絵コンテまだ出来ないんすか?」「…」だけで、ついにコンテが終わった瞬間、「ぼくの仕事は終わった」…ってほんとうに何をしにきたんだろうこの人は。
そしてラストの一言はドキュメンタリー史に残る名言だと思う。
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